POMERA(ポメラ)DM5 - メモ入力に特化したツール
ポメラを買う経緯
ネットもメールもできない。ソフトもインストールできない。
一見不便そうな、キーボードを文章で入力するだけのツールとして登場し話題になったポメラ。起動が速い、電池駆動、キーボードで入力できる、コンパクトで軽量という利点があるワープロ(?)。初代DM10が発売した時に私もすごく食いついたのですが、結局購入に至らず年月が経過。
そして最近になり、
・仕事やWebサイト作りで文章を入力することが多いなぁ。
・ノートPC持って歩くの面倒だし故障したらやだなぁ。特に散歩してコメダとか行くとき。
・手書きメモしてるけど外出先でもある程度文字データ化して時間を省きたいなぁ。
と思い、そういえばポメラというものがあったことを思い出した。
調べてみるとポメラにもいくつかのバージョンが出ていて、機能がアップしたり、お手軽でライトな廉価版がある事を知りました。
・DM10 → DM20 → DM25 が基本路線
・DM100は機能を充実させたモデル
・DM5はDM10と同等かつ部分的に改善し、ライトな雰囲気の廉価版モデル
このようになっていた。当初は入力文字数制限というものがどうしても気になって食指が動かなかったのだが、使い方として文章・原稿を完全に書くのではなく、あくまでメモ書きとして使用することをメインと考えれば、今の自分のニーズに適っているのでは?と思いました。気楽に単語をメモする、清書する前のある程度の完成度段階の文章を作る、実際最近PCでこれらを行っていることが多いので、この作業を置き換えつつ外出先でも気軽に作業ができるようになります。
ポメラを購入する
早速機種選びへ。正直価格ですぐDM5に決まりました(笑)。Amazonで5000円程度。他の機種と比べ色々と性能は劣りますが、前述の用途を考えれば全く問題なし。ディスプレイが懐かしいSTNなのが一番の懸念ではあります。
ということで届いたので早速開封。こんなコンパクトサイズです!
そしてキーボードを開くと↓
ポメラの感想
使ってみた感想としては、想定通りコンパクトで軽くて起動が一瞬!キーボードが思っていたよりストロークが深く感触もしっかりしていて打ちやすい。Ctrl+Cでコピーだとか、F3で検索とか、一般的な操作は直感的にそのまま使えて違和感ない。変換の仕方は多少違うので単語登録とかは随時する必要が出てきそう。キーボードの形にさえ慣れれば問題なく円滑に入力できそうで、思ってたより好印象。
ディスプレイは確かにちょっと暗くて見づらい。上に向けて電灯に反射させるとなんとか実用的な写りになる感じです。ディスプレイの小ささ、左寄りな事は全然気にならなかった。
機能は確かにとてもシンプル、無駄がなくてそれがいい。STNが懐かしい世代だし、なんだか使っていて楽しい。軽くてコンパクトだし、神経質なのでノートPCを持つ時ほど気を使わずバッグに突っ込めるのも良い。全体的に好印象です!
ちなみにポメラ特有のキーボードが開くギミックですが、DM10,20は左右に開くのに対し、DM5は右にだけ開く構造となっています。従ってディスプレイは左に寄った位置になります。しかしキーボードをよく見ると分かりますが、右側はEnterキー・Del,BackSpaceやら特殊なキーが陣取り、キーボードの「重心」は少し左に寄っているものなので、意外に違和感がありません。そして構造がシンプルになったおかげで、キーボードの安定感があります。
これからは仕事上もWebサイト(このサイト含む)運営でも、文章作りが捗る、はずです。あとは使い手次第ですね。今後も効率的な使い方を探っていき、またレビュー書きたいと思います。