【愛知名鉄旅行】(1) ゲリラ豪雨で予定変更、名鉄線観察、桶狭間古戦場伝説地
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
7月に日帰りで愛知旅行に行きました。1日フリーパスで名鉄線沿いを観光しました。主に歴史に関するスポットを巡りつつ、名鉄の路線の特徴を感じることができました。
新幹線で名古屋へ
新横浜駅から久々に東海道新幹線・のぞみに乗車します。新幹線はいつもワクワクします。
・新幹線に乗車
数日前に愛知県内で整備車両の衝突事故があった関係でソワソワしていましたが、通常通り運行しています。
注目はやはり富士山、神奈川県からは見えていましたが静岡県に入ると曇って見えなくなってしまいました(神奈川県内で撮っていれば良かった…)。
・富士川を通過
・浜名湖を通過
・名古屋駅に到着
名鉄名古屋駅~(豪雨)
名古屋駅に到着しました。新幹線ホームから名鉄へ歩きますが西端から東端なので距離があります。
・名鉄名古屋駅のマップ
中央改札口で名鉄の1日フリーパス(名鉄電車全線1DAYフリーきっぷ:大人3400円)を購入しました。この時は常滑線の運休でものものしい雰囲気でした。
名鉄は慣れてないので駅構内でちょっと迷いました。なんとか探して1番線に降りました。ホームでは2分毎という相変わらず列車の出入りが多いです。前述のダイヤ乱れのため順番が入れ替わってますね。
最初に向かうのは小牧山城です。平安通経由で小牧駅が基本かもしれませんが名鉄縛りもあるし、犬山駅から小牧線だと遠回りだし、岩倉駅からバスに乗る方法もあることを突き止めました。
犬山線に乗車、地上に出た時点では晴れていましたがしばらくすると突然のゲリラ豪雨でびっくりしました。そのまま岩倉駅に到着しました。
・岩倉駅のマップ
岩倉駅に着いた時点、少し収まってきたとはいえまだ激しい大雨で下車する時に濡れました。
・岩倉駅での豪雨
この激しい雨だし調べると昼頃まで雨予報です。小牧山城に行くのは厳しいと感じたので諦めることにしました。まぁ旅にトラブルはつきものだし仕方ありません。
・1つ後の遅れていた特急
目的を失ってどうしようかと思いましたが、とりあえずその次に来た特急(一般車)に乗ることにしました。フリーパスなのでどう乗るのも自由なので柔軟に対応可能です。
「特急」といえば鉄道会社によって別途特急券が必要な場合とそうでない場合がありますね。
名鉄の特急は車両ごとに特別車と一般車があり、特別車は特急料金が必要ですが一般車は乗車券だけで乗れます。編成パターンは全車特別車、特別車+一般車、全車一般車の3種類があります。
犬山駅を散策
ひとまず犬山駅で降りることにしました。改札前に立てられた看板、どうやら名古屋本線も倒木で不通区間が出てしまったようです。
・犬山駅のマップ
・犬山駅で下車
・運行情報の看板
犬山駅ホームを散策、普段見られない様々な列車が居るので観察してみました。名鉄の車両だけでなく地下鉄の鶴舞線、上飯田線の車両も見られました。大きなターミナル駅という感じですね。
・青色の鶴舞線
・ピンク色の上飯田線
・犬山駅の北側
・3種類の車両
・4両編成
・名鉄小牧線もピンク
・犬山止まり
結果的に序盤から撮り鉄の旅みたいになっていますね…。
この時点では雨は収まっていましたが雷が鳴ってきたし、風がひんやりして不安定な天気でした。
そして午前中は代わりに「桶狭間古戦場伝説地」に行こうと思い立ちました。前日のプラン最終決定時にルートから外していた場所でした。多めにスポットを探しておいて良かったです。
特急で南下し、金山駅で準急に乗り換えました。JR2路線と地下鉄もある大きな駅です。
・金山駅のホーム
桶狭間古戦場伝説地
中京競馬場前駅
10:27に中京競馬場前駅着しました。駅名の通り駅の北側には競馬場がありますが、南側には桶狭間の史跡があります。
・中京競馬場前駅のホーム
駅自体は競馬場の支援も受けて整備されたようだし競馬場色が強いですが、南側は桶狭間の図や、今川義元・織田信長のキャラクターが描かれた桶狭間のお祭りの幕があったりして二面性がある駅です。
・南方向に桶狭間古戦場伝説地の案内
・駅の南側へ、競走馬のモチーフも
桶狭間古戦場伝説地は駅前の横断歩道を渡ってすぐ近くにあります。
・南口の小さな広場に桶狭間古戦場伝説地の看板
・駅前の道路へ、競馬場の看板も
・横断歩道にも桶狭間古戦場まつりの幕
桶狭間古戦場伝説地
桶狭間古戦場伝説地は町中にありそれほど広くはないですが、木々が生い茂る緑豊かな公園でセミが鳴いています。直接関係ないですが隣接するレンガ風の建物が印象的です。
・桶狭間古戦場伝説地のマップ
・桶狭間古戦場の入口
・緑豊かな公園、隣の建物が印象的
今川義元などの墓石が点在していてひっそりと歴史を伝えています。高木があり、この公園も長い年月が経っている事を感じさせます。
・今川義元が戦死した場所を示す
・大きな木の下に今川治部大輔義元(じぶだゆうよしもと)の墓
・道路の向かいには高徳院(後述)
・奥から敷地を見渡す
・桶狭間の戦いや石碑配置図の解説
・お手洗いの方にもマップが
・時間ごとの戦場の説明
・南側に大きな木や石碑
・敷地内を散策
・各武将の戦死場所が示される、背後には立派な木々
・池のある庭園のような場所
・少し登った東屋からの眺望
道路を渡った向こうの高徳院がある竹林側にも石像群がありました。今川義元の仏式の墓もあるようです。
【余談】高徳院と言うと横浜生まれの自分は鎌倉大仏をイメージします。
・道路の向かいの高徳院側にも関連史跡あり
・頭上の竹林が美しい
・竹林の石段
・今川義元仏式の墓碑
・徳本行者が戦死者を弔うために建てたもの
・伝承地を振り返る
桶狭間の戦いは有名ですが、実際にその痕跡や解説に触れてこの辺りで実際に起きた事だったんだなとイメージを膨らませます。
ちなみにもっと南側の住宅街にも別の「桶狭間古戦場公園」があるようです。今回は行っていませんが気になる方は行ってみてください。
・桶狭間古戦場公園
天気は徐々に晴れてきました。次は昼食を経て運河や赤レンガが有名半田に向かいます。
昼食(神宮前駅)
鳴海駅で乗り換えて神宮前駅へ。名古屋本線と常滑線が分岐する大きな駅です。
駅の改札階の構内に飲食店「麺坊 かどや」があり、そこで食べることにしました。
・「麺坊 かどや」のマップ(神宮前駅構内)
・駅構内にある店舗
昼食時間にはまだ少し早いですが席はほぼ埋まっていて、ご年配の夫婦と相席になりました。
せっかくなので名古屋らしいものをと、日替わりのヒレカツきしめんを食べました。冷やしきしめんは初めてでしたが夏にはさっぱりして良いですね。少し細めの麺という感じがしました。
・ヒレカツきしめん
店内には名鉄車両の写真が貼られていました。ビンが並べてあるので夜は飲み屋さんなのでしょう。
昼時で混み始めていたのですぐ入れて良かったです。
神宮前駅
神宮前駅は熱田神宮の最寄り駅の1つであり、名古屋本線(豊橋方面)と常滑線(セントレア方面)が分岐する大きな駅です。
神宮前駅のホームへ下る階段頭上には近鉄の大きな広告がありました。競合路線ではないからでしょうが印象的でした。
・神宮前駅のマップ(少し北にJR熱田駅)
待ち時間にホームで行き交う列車を観察していると様々な列車がどんどん発着し、特急も停車して分岐もあるし大きなターミナル駅という感じがしました。
特急は南側・前2両分が特別車で、駅員が次々と来る列車を管理していました。一方で東岡崎行きの普通列車は2両編成の場合もあり、東京では考えられない短さで新鮮でした。
・普通 金山行き(4両)
・特急の前2両が特別車の編成
西側奥には東海道線や貨物線が走っていました。東海道線は少し北側に離れたところに熱田駅があり、ライバル路線だから接続しない感じなのでしょう。関東には少なく中部、近畿には多いイメージです。
・JR側の貨物線(、東海道線)
・行き交う特急が対抗
ホームで観察して名鉄の特徴を感じられました。
次は12:18発の特急に乗って知多半田駅に向かいます。
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