【愛知城巡り旅行】(4) 大草城、大野城 ~ 知多半島の城跡
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
車で行く愛知城巡り旅行の2日目の後半です。今回は知多半島の2つの城跡を訪れて帰途に就きます。
小牧から知多半島へ
小牧から再び高速道路に乗って知多半島へと南下していきます。名古屋の高速道路はやはり直線と急カーブという印象です。
南下して徐々に風景が変化し、工業地帯の中を走るようになり、名港トリトンの橋が見えてきました。
・海側が主ですが陸側も工場の雰囲気へ
・工業地帯に名港トリトンが見えてきました
太田川付近では住宅街の雰囲気になりました。
・太田川を渡る
道は途中からそのまま西知多産業道路になりました。途中のGSで給油しました。
大草城跡(知多市)
知多市の南部にある城跡です。調べたら愛知県内に同名の城が他に2か所あるみたいです。
・大草城跡のマップ
城跡の周辺は半分ぐらいが畑の風景、暑いです。
模擬天守に向かうと、工事中のようで覆われてて残念…。
・工事中の模擬天守
・石垣の切れ目が出入口、中は通常の建物みたい
周辺は遊具やグラウンドがある公園という感じで、ちょっと珍しいような感じがしました。
・天守の前にはグランドが広がります
・横には遊具の公園も
・グランドと天守という珍しい光景
・天守の屋根部分
北側の森の中へ進みます。セミの鳴き声が響き、虫が多くて蜘蛛の巣も張り、ひと気がないです。
・歩道は森の中へ
・下る所に池が見えます
・左側、森のフェンス沿いに水堀と土塁
・右側、フェンスが木の柵でより自然な感じ
右側=北東部へ向かうと堀が鬱蒼としている場所に出ました。秘境のような雰囲気でこれが一番の見所でしょう。セミの他にカエルの声も聞こえます。
・右側の橋へ進みます
・この堀と土塁が見どころのようです
・鬱蒼とした堀の光景、密やかで美しい
・自然の堀が奥まで続きます
・橋を振り返る、堀が曲がる所
・昔作られた堀に残る豊かな自然という感じ
・階段を登ります
階段の先は城域の東側の外に出て、駐車場と津島神社と地蔵寺があります。
・駐車場と神社と寺
・再び戻って他の場所を散策します
・歩道の分岐に湾曲した大きな木があります
・右の堀へ(さっきの左側)、フェンスがちょっと雰囲気を壊しますが…
・こちらも豊かな堀と土塁が見られます
・道は城域内部へ進みます
・交差する所があり
・ひと気のない虫の多い森の中の道
・北西側に行きましたが、あまり見どころが無かったので戻ります
・模擬天守の方へ出ました
城跡内をどう巡るか悩みましたが、北西側は雑然としていて虫が多く見どころはなかったので、水堀周辺を見て東側の津島神社・地蔵寺に抜けるのがよいのでしょう。
大野城跡(常滑市)
本丸へ
大草城の少し南側、常滑市に入ると大野城跡があります。こちらも愛知県内に同名のお城があるようです。
・大野城跡のマップ
駐車場は何か所かあるようでちょっと迷いました。住宅街にある南側の駐車場から城域に入りました。周辺は比較的新しい住宅街という感じです。
・南側の住宅の一角にある小さな駐車場、案内図があります
城域に入るとセミが鳴く鬱蒼とした森に変化しました。
・住宅街からすぐに鬱蒼とした森に入ります
・道を下ったところ、完全に別世界です
・右には天満社があるようですが今回はパスしました
・左の門をくぐり本丸に登ります
一番高い所に登ると海向きに鳥居、右に模擬天守と門、左に佐治神社がありました。
・すぐに本丸に到着、模擬天守と門と鳥居
・左の小さな丘には佐治神社
鳥居は桃山御陵(=明治天皇の陵墓、伏見城があった所)遥拝所のようです。最初伊勢神宮かと思いましたがもっと左ですね。お城や門と垂直なのは関係あるのかな?
・海に向かって立つ鳥居
この鳥居からも開ける眺望が海が見えて開放的で期待感が持てました。
・眺望が良いですが天守でのお楽しみ
・大野佐治氏の歴史
右側には門と模擬天守、3階建てで結構縦長なバランスで珍しい形のお城です。
・木の門
・模擬天守
模擬天守内からの眺望
それでは模擬天守の中に入ります。建物の中は風が吹き抜けて涼しいです。周辺案内のパンフレットなどがありました。
・模擬天守内部
3階に登ると・・・とても景色が良い!目前に広がる伊勢湾が開放的です。これが感嘆する光景です。
・最上階の3階へ
・目前に伊勢湾が広がる眺望
町の音、工場や船?のガンガンという音が少し聞こえます。電車の音が聞こえたので追ってみると、近くの西ノ口駅で特急がすれ違っていました。
・西ノ口駅に集まる電車
のどかな雰囲気で、海はきらきらしています。左にはセントレアがあり飛行機が離発着する様子も遠いですが見えました。
・広大な眺望、左側にはセントレアがあります
・海上にセントレア
・ゆっくりに見える飛行機をのんびり眺める
・伊勢湾上を行き交う船や飛行機
・きらきらする海にタンカーなどの大型船がゆっくり行き来しています
・右側には山並が見えます
・三重県側の工業地帯もうっすらと見えます
・展望フロアの様子
・反対側は緑が広がるのどかな風景
・北側には街並みの先に臨海工業地帯が見えます
・左から順に、町並みと対岸の工業地と山並
・人工的な埋め立て地が現れます
・風車が現れます
・タンクが沢山並んだ工業地帯の風景
・煙突が沢山あります
・本丸を見下ろす
・とにかく見飽きない素晴らしい眺望です
本当に素晴らしい眺望でここは穴場ですね。天気が良くて良かったです。
本丸から下る
門をくぐって降りてみると、遊具がある公園に出ました。左に回って下から模擬天守を見上げます。
・門をくぐると下り階段
・見上げる天守
・遊具のある公園へ
・周囲を回り天守を見上げる
・入って来た方へ戻ります
最後に本当に素晴らしい場所に来ることができました。
城を去る時に車で通った坂からも海が見えました。近辺は眺望が売りの住宅街なのでしょう。
帰路
これで全ての行程を終えたので帰途に就きます。まずは常滑駅に向かいました。
・常滑駅のマップ
セントレアに近い常滑駅、高架駅に2両編成というのは都民にとっては不思議な感覚でした。
駅の1階にある常滑市観光プラザで大野城の御城印を頂けます。
さて付近の常滑ICから高速道路に乗りました。ちなみに出入口が逆走しやすい構造だと感じました。
しばらくして「ごんぎつねの湯」の文字が見えましたが、そういえば半田は新見南吉ゆかりでした(7月に来た時に調べた)。
大府での東名への乗り換えは混雑しました。長い距離の東名は天気や風景がダイナミックでした。
・ダイナミックな地形
・観覧車のゴンドラを運ぶ
静岡あたりでゲリラ豪雨にあい、天気が不安定になってきました。
・途中でゲリラ豪雨
・不安定な天気が続く
・自然のダイナミックさを感じます
駿河沼津SAで夕食、ちょうど陽が沈んでいく頃でした。
・駿河沼津SA
・夕食
・駿河湾方面、すっかり陽が沈んで真っ暗
出発してまた激しい雷雨、その後止んだりと不安定な天気でした。
21時過ぎに家に到着して旅を終えました。
おわりに
先月の名鉄散策に続いて今回は車移動での愛知県のお城巡りの旅でした。
訪れたのは、
- 田峯城
- 足助城
- 岩崎城
- 小牧山城
- 大草城
- 大野城
愛知県内を広い範囲に移動して各地のお城を巡って楽しみました。山の中、市街地、海の近くとバリエーション豊かなお城でした。
今回の行程は先月に桶狭間古戦場でもらったデジタルスタンプのパンフレットから決めました。小牧山城はゲリラ豪雨で直前に断念していたのリベンジできて良かったです。
三大英傑=織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のゆかりのスポットが多く歴史の舞台になっている愛知県には沢山の魅力があります。
その中でも今回はいずれも日本100名城ではないし少しマイナーなお城を巡りましたが、それぞれに歴史があり現地訪問でそれをより実感できたし記憶に残るはずです。
真夏の愛知県はイメージ通りとにかく暑かったですが、先月に続き今回も充実した旅行になりました。これからも全国各地への旅行を楽しみます。
【愛知城巡り旅行】