【能登旅行】(4) 輪島塗、のと鉄道乗車、七尾、新高岡駅から帰路
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
2023年(令和5年)9月の能登旅行3日目は輪島から南下していき、旅を終えます。
【追記】令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様の無事と1日も早い復興を心から願っています。
輪島塗しおやす漆器工房
3日目は最初に輪島にある「輪島塗しおやす漆器工房」に寄りました。
・輪島塗しおやす漆器工房のマップ
・輪島塗しおやす漆器工房
ここではまず輪島塗の作製工程の説明を受けました。特徴として布を貼って何回も塗る、修復ができることなど。お茶碗1万円は高いけれど3代使えると考えればと。
数十万円~百万円以上の高価な様々な作品も展示され、売店で販売されていました。どれも美しいですね。
そのほかに箸など2000円ぐらいのものもあり手軽に買うことができます。
さてバスで移動します。出る時は少し雨でしたがしっかり晴れに変わりました。
道中にご当地の「8番ラーメン」のお店の前を通りました。石川県のイメージが強いチェーン店です(以前石川県出身者からお土産をもらって印象に残っていました)。
穴水駅からのと鉄道に乗車
次は「のと鉄道」に乗車します。終点の穴水駅から途中駅の能登中島駅までの区間で、ツアー客で1両分貸し切り車両でした。
・穴水駅のマップ
・のと鉄道穴水駅、道の駅を兼ねています
・駅のホームへ
・2両編成のディーゼル車
・駅には他のデザインの車両も
後ろの二両目がツアーの貸し切りで乗務員の解説付きです。
・ツアー貸し切り車両
穴水駅を出発します。走ると揺れますね、電車とも違うディーゼル車特有の音がします。
出発してほどなくしてトンネルがあり、社員が手作りしたというイルミネーションが輝きました。
・左側の車窓は海がきれい、良い景色が続きます
・海上には「ボラ待ちやぐら」のモニュメントが見られます
・きれいな海が続きます
・西岸駅はアニメのモデルとなった関係で駅名標が「ゆのさぎ」(湯乃鷺)となっています
・のどかな景色に癒される
能登中島駅手前の坂付近では鹿が出ることがあるらしいです。
能登中島駅まで海と田園や民家のどのかな雰囲気景色に癒されました。こういうローカル線に乗るのは好きです。
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能登中島駅
能登中島駅で下車してバスへ乗り換えました。もう1両の車両に他のツアー客もいたようで沢山の人が下車しました。
・能登中島駅のマップ
・沢山の人が下りた駅
・乗ってきた車両
・のどかな駅舎と周辺
・跨線橋より
・レトロな駅舎が良い雰囲気
・駅には貴重な郵便車がありました
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【メモ】調べたらのと鉄道は経営が厳しそうです。沿線は良い景色ですのでぜひ乗りに来てください。
バスは線路沿いを七尾方面へ走り、線路と田園や民家や海の良い景色が続きました。
・今度は線路沿いの道路を走る
道の駅 能登食祭市場
七尾に着いて道の駅 能登食祭市場(七尾フィッシャーマンズワーフ)で昼食を兼ねた休憩時間がありました。ここがツアーで最後の訪問場所になります。
・道の駅 能登食祭市場のマップ
道の駅ですが市場を兼ねた建物になっています。レストランや売店もあります。
活気ある市場でお寿司を買って食べました。のどぐろ等、新鮮で風味豊かで美味しいです。
海沿いの七尾マリンパークという広場に出ると開放的で静か。遠くから少しだけ工場的な音がして鳥の声が聞こえました。カモメが見られ、波は穏やかで風は涼しく少しだけ潮の香りがします。幅広い風景で穏やかな雰囲気でした。
・海側には広い広場
・能登食祭市場の建物
・海沿いの公園です
・目前に穏やかで心地よい海の風景
・大きな能登島
・左側のカーブした所、奥は工場や港関係の雰囲気
・船が停泊、カモメたちの姿も
・開放的で心地よい臨海公園でした
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七尾城山ICから能越自動車道に乗ります(1日目も通った)。どんどん坂を下り続けていく、左側に木々の切れ間に見える海がきれいです。トンネルと開ける風景の繰り返し、立山らしき山がうっすら見えますが、なかなか晴れにくいのかもしれません。
途中のPAの先から富山県に入りました。(GoogleMapでは未完成だし新しい高速道路のよう)
新高岡駅
南下して市街地に入って行き、新高岡駅に到着しました。北陸新幹線で金沢の隣の駅です。
・新高岡駅のマップ
駅周辺は区画が広々としていて特にイオンモールが広いです。新しい駅という感じの雰囲気で、ロータリーの前の東横インが大きいです。
・イオンモール方面
・東横イン
・南口の駅舎
新幹線と直交する在来線の城端(じょうはな)線は単線で別駅になっています。のどかなローカル線といった感じです。
・城端線のホーム
・跨線橋は線路を渡るため
・ホームの入口
・列車が到着
北口の大きな灯籠は近隣の国宝・瑞龍寺から移設されたものです。
・大きな瑞龍寺の灯籠
・北口の駅舎
・大きな高岡大兜
1階の待合室でしばらく待って、改札を通って新幹線ホームに上がります。
・反対側の新幹線、かっこいい
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新幹線で新高岡から東京へ
・東京行きの北陸新幹線に乗車しました
今回は「はくたか」で停車駅が多いけどとても速く、とても快適です。上越妙高まで各駅停車、長野、高崎、大宮、上野に停車します。
最初の富山県内は左に海が見えてトンネルも多い風景、長野県は山と田園風景、沿線ずっと景色が良いです。
新幹線名物のアイス(通称「シンカンセンスゴイカタイアイス」)食べました。やはり硬いですが癖になります。
・風景を楽しみながら
高崎からはあっという間でした。大宮から大都会という感じで、東京はさらに密度が上がります。
・大宮駅
・SSA(ライブ観に来たことある)
・荒川を渡る
・東京駅に到着
東京駅で名残惜しく下車して帰りました。これで2泊3日の能登へのツアー旅行が終わりました。
終わりに
ずっと行きたかった能登、富山県と石川県。食を楽しむツアーとしてのどぐろなど堪能しつつ、自然文化歴史を堪能しました。ツアーだからできた体験もありました。
能登は北陸新幹線で東京からも感覚的に速くて近くて行きやすくなったと感じました。雨が多いイメージですが天気に恵まれました。9月で七尾城は涼しめでしたが全体的にまだ汗かくほど暑かったです。
半島沿いを走りとにかくずっと海がきれいでそれが一番印象的でした。道中ダイナミックな地形、自然も感じられました。ツーリングも気持ち良さそうですね。日本海側に行くことはあまりなかったし、方角的に日が沈まないのも新鮮でした。
温泉も良かったし、海の前の露天風呂は最高でした。能登という地域を実際に体感してみて良い場所だと思う事ができました。それぞれ地域特有の魅力がありますね。
ツアーを通して徐々にリラックスでき、非日常感を味わえました。つい考えてしまうことがだんだん薄れていく感じでたまには必要な事ですね。体力は必要でしたが、とても充実した思い出深い旅行になりました。
【能登旅行ブログリンク】
【追記】この旅行の4か月後に発生した、令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。とても思い出に残る旅行だったため、各地の被害状況を知りとても心を痛めています。皆様の無事と1日も早い復興を心から願っています。