【散策まとめ】2027年開業予定のリニア駅予定地・相模原市「橋本駅」へ行ってみた
2027年に品川~名古屋間で開通する予定のリニア中央新幹線。最高時速500kmで走り、品川~名古屋間を40分で結ぶという驚異的な乗り物です。先日中間駅設置場所も発表され、徐々に現実味が増してきました。
【中間駅】相模原市、甲府市、飯田市、中津川市
この中で相模原市の駅は既存の橋本駅のすぐ南側の地下に作られるとされています。
橋本駅はどんな駅?
橋本駅は神奈川県の北西部、神奈川県相模原市緑区の東側にあり、同区の中心地的な市街地。駅にはJR横浜線、JR相模線、京王相模原線が乗り入れ、町田、八王子、相模川沿い、横浜方面、多摩地域、新宿方面と接続しています。大きな道路は国道16号線と八王子バイパスがあり、東の隣駅は相模原市の中心地の相模原駅で、西側には自然豊かな津久井地域が広がります。
現在メインで栄えている北側は、ロータリーの周りに飲食店、商店・デパート、高層マンションが囲っています。
・橋本駅北口の様子。コンパクトなロータリー。
・杜のホールはしもと内の吹き抜けから望む津久井方面の山並み。
駅の南側には工事中のバス停、その先に神奈川県立相原高校が駅に沿う形で広がっています。ちょうどこの高校が移転した跡地がリニア駅になる予定らしいです。たしかに駅前の良い立地の広い敷地なので、駅と商業地に転換できたら街としても賑わいそうです。
※少し離れた所に大型商業施設アリオ橋本が出来たときも話題になりました。
・京王八王子駅から伸びる歩道橋より。駅前に高校があります。
・体育館と仮設の(?)建物が見えます。
・広いグランド。バス停前は工事中。
駅前は多少道路工事していたものの、当然まだリニア建設に関わる変化は見られませんでした。現時点ではリニア誘致や駅設置の決定に関する表示も特に見当らず、普段通りの様子に思えました。
神奈川県西部や東京都の多摩地域に住む人はこの橋本駅を利用する事になりそうです。いずれ新横浜駅のようにさらに発展していくのでしょうね。オリンピックのさらに7年後と大分先ですが、注目のエリアなので今後も変化を追っていこうと思います。
余談
橋本駅前に決定する前は隣の相模原駅も候補に上がっていました。相模原駅の北側には米軍施設(相模総合補給廠)が大きく広がり、返還される一部の土地を利用するという話もありました。