【散策まとめ】東京駅~復元された丸の内駅舎・新たな商業施設グランルーフ
東京駅は1914年(大正3年)に創建された皇居の前に位置する日本の中央駅。話題になっている丸の内駅舎を見に先日訪れました。
丸の内口・丸の内駅舎
2012年10月に丸の内駅舎の復元工事・免震工事が行われ、創建当時の魅力的な姿に戻りました。外観の変化としては、南北にあるドームが直線的な形だったものが曲線的なものに変わり、建物も2階建てだったものが3階建てになりました。赤いレンガ造りで幅の広い駅舎で、今見ても壮大で豪華さを感じます。たくさんの人が行き交い、たくさんの人が撮影しているのが印象的でした。
・全体が収まらない丸の内駅舎。周囲に高層ビル多く影に入ってしまっています。
・南ドーム。屋根が豪華な形になりました。
・皆が見上げていた北ドーム内の天井。南ドームも同様。
丸の内地区も近年再開発が進み、駅の正面の丸ビル・新丸ビルを中心に、たくさんの超高層ビルに囲われるようになりました。かつては他の副都心に対して発展が遅れていた印象の東京駅ですが、今ではすっかり魅力的な都心スポットに、さらに日本の中央駅にふさわしい佇まいの駅になりました。
・丸の内の高層ビル群
八重洲口・グランルーフ
丸の内北口からの通路を渡り八重洲口へ。八重洲口にはグランルーフとよばれる新しい商業施設があります(訪れたのはオープン前日)。グランルーフは2つの超高層ビル(グランドトウキョウサウスタワー、ノースタワー)を結ぶ通路に、船の帆のような屋根がついた構造になっています。オープン前日のため二階の通路には上がれませんでしたが、下から見上げると開放的な構造で気持ちよい印象でした。歴史を残す丸の内側とは対照的に新しい東京の顔の側という感じです。
・船の帆のような形の細長いグランルーフ。
・サウスタワー。大きな2つのビルの間を結ぶ形に。
八重洲口のバス停周辺は工事中、車通りも多い所でした。駅周辺は新宿駅周辺ような、中層ビルが所狭しとひしめき合っています。近年の各都心の再開発を考えると、どこか懐かしい昭和後期の雰囲気。いずれこちら側にも再開発で雰囲気が変わるのかもしれません。