福島県を車で通りかかった時に思ったこと
頭の中では第九がエンドレスリピートな状態ですが、別の話題を。
以前新潟旅行の記事を書きましたが、その時実は用事があってかなり遠回りして水戸経由で新潟に行きました。水戸からは常磐自動車道、磐越自動車道を通って行ったのですがその時に感じたことについて。というのもそこは福島県。どうしても震災や原発のことを意識していします。
北上していくとのどかな懐かしい里山の風景が続いていました。特に右側に見えた阿武隈川沿いの長い桜並木がとってもきれいでした。それが本当に印象的で、原発付近もこのような美しい自然風景で誰かの故郷なんだろうなぁと、なんだかせつなくりました。
地図や観光マップを見ても常磐自動車道やJR常磐線等も「警戒区域」の手前で分断されていて、いつ元通りになるか分からない。↑三春PA。時期的に散り始めながら周囲の桜もきれいでした。
高速道路は特に会津若松に向かう路面が結構デコボコしていてつぎはぎ状態。震災の爪痕は、いつなくなるかなんて分からないままそこに存在する。やはり現地近くに来てみる事の説得力は大きいです。震災や原発の問題について、さらに考えるきっかけとなりました。
P.S.新潟に着くと日本海側らしく西側にきれいな夕日が長い時間残っていて印象的でした。
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