【香川旅行】(4) 小豆島2:オリーブ公園、寒霞渓、帰りのサンライズ瀬戸
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
香川旅行3日目前半の小豆島の続き、後半は小豆島の東側をめぐってサンライズ瀬戸で帰ります。
※各地のより詳細な様子は香川旅行2021の写真ページに掲載しています。
・オリーブ公園
オリーブ公園
サン・オリーブバス停で下車、周辺はオリーブ公園です。少し手前からオリーブの木々が現れていました。
オリーブ公園は瀬戸内海を見下ろす小高い丘にある道の駅で、国内オリーブ栽培発祥の地です。約2000本のオリーブが栽培されています。温暖でありギリシャ風車などもあり地中海を思わせる雰囲気です。
・オリーブ公園のマップ
南側の斜面で日当たりが良くて暖かい、地中海風の建物があり雰囲気を出します。比較的若い人が多く集まっていました。
・オリーブ記念館
・古代ギリシャ「オストラキシモス」の投票片のモニュメント
・ギリシャ神殿風の雰囲気が漂う、周囲にはオリーブの木
まずは奥の「サン・オリーブ」という施設のレストランでオリーブ牛の牛丼を食べました。
・奥にある「サン・オリーブ」へ
・レストランからも良い景色
・オリーブ牛丼を堪能しました
周辺を散策、南側の斜面下に見える穏やかな海が心地よい風景の中、オリーブやハーブが植えられていてそれらの良い香りが漂います。静かで穏やかで癒される場所です。
・斜面に立ち並ぶ心地よいオリーブの木々から良い香り
・ハーブクラフト館「ミロス」も地中海風の建物
ハーブが香る庭園の中にある「雑貨コリコ」は実写版「魔女の宅急便」のグーチョキパン店で使用された場所です。
・沢山の植物が良い香りの庭園「エリエストローダ」
・雑貨コリコの中は見覚えのある雰囲気
坂を少し下るとシンボルのギリシャ風車があります。ホウキを持った人達がここでジャンプして撮影していました。若い人が多いですがご年配の方も楽しそうにジャンプしていました。
・ギリシャ風車、温暖で海が見えて開放的で心地良い
オリーブ林を進んでいくとオリーブ原木があります。この木も実が成っていました。
・沢山のオリーブの木々の林
・オリーブ原木
様々な感覚が心地よいオリーブ公園、斜面を下り1つ手前のオリーブヶ丘バス停へ向かいます。
・とても心地よい場所でした
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寒霞渓
次は寒霞渓(かんかけい)に向かいます。まずは14:39にオリーブヶ丘バス停を出発して草壁港バス停へ、その場で20分待って15:05発の神懸線に乗り換えて紅雲亭バス停に向かいます。乗客は3人、山に登って行く道でダムがありました。
・草壁港でバスを乗り換え
寒霞渓は1300万年以上前の火山活動で形成され浸食され、断崖や奇岩群のダイナミックな絶景が見られます。日本書紀にも記載があり、日本三大渓谷美などに選ばれています。
・寒霞渓のマップ
紅雲亭からはロープウェイに乗り換えます。この時は12分間隔で運行していました。ロープウェイからは紅葉やダイナミックな断崖絶壁の生々しい岩山の風景を見る事ができました。
・ロープウェイの紅雲亭駅
・高低差のある断崖絶壁の険しい岩場
・正面もスケールが大きくて圧倒される
・広い斜面に紅葉が茂る
・本当にスケールが大きいです
・振り返っても広い山並の風景
・終点が近づくとすぐ横に迫る岩場
山上は少し寒いぐらい、何カ所か展望台があり南側は町並みや半島や海などの幅広い風景、西側はダイナミックな岩山を眺める事ができました。高さがありとても雄大な眺望で、小豆島の大きさや力強さを感じられました。無音に近いのも印象的で、ゆっくりと風景や空気を体感して楽しみました。
・第一展望台へ
・とても開放的な雄大な絶景、無音に近い感覚が新鮮、ずっと体感していたい
・内海湾の風景
・奥には四国本土がうっすらと見えます
・左側の山並もスケールが大きい
・右側は岩肌の見える大きな山並
・駐車場の方へ、1億円のトイレがあります
・遊歩道が整備されています
・第二展望台へ
・少し角度が変わるも開放的で雄大な眺望
・右側の断崖絶壁の岩場がより見やすいです
旅の最後の訪問地で圧倒的な開放感と無音の非日常感を味わうことができ、ずっとそこにいたくなりました。
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これで全行程を終えて一安心。これから小豆島の奥から草壁→土庄→高松→横浜へと遠い距離を様々な交通を使い帰ります。それができるのもの今の時代ならではです。
高松へ戻る
草壁港に戻るバスは17:10発、これが神懸線の最終バスなので絶対に乗ります。
・神懸線のバス
草壁港に着いて乗り換え待ちをしようと下車すると同じバスがそのまま臨時の土庄港行きになり、運転士さんにどこまで行くか聞かれて再度乗車することに。字幕が「小豆島オリーブバス」だったので実質自分1人を運ぶための貸切バスでした。回送を兼ねていたのでしょうが計らいに感謝です。
ちなみに草壁港からも高松への船が出ていたのですが、コロナの影響で今年2021の4月から運行休止となってしまったそうです。今回のようなケースでも便利なので残念ですね。
予定より約25分早く土庄港に到着、辺りはすっかり真っ暗です。チケット売り場の建物でしばらく待機、テレビに映し出される東京での事件に現実に引き戻される感覚でした。旅行に行くとそういう情報は見なくなりますね。なおこの日の香川県の感染者数0人とのこと。
・夜の土庄港のフェリー
18:40発の高松行きのフェリーに乗船。結構きれいな船でエレベーターまであることに驚き、コンセントもありました。快適な船で19:40に高松港に到着、夜景がきれいです。
・フェリーの中
・夜の高松港
夕食は駅近くの商業ビルの飲食店にて。入居店舗も人もまばらでちょっとさびれている雰囲気を感じました。これが現実なのですね。
帰り・サンライズ瀬戸
・夜の高松駅
21:26発のサンライズ瀬戸に乗車、名残惜しい旅の帰路です。行きはシングルの上段でしたが帰りはあえて狭いソロの下段にしてみました。
・高松駅で出発を待つサンライズ瀬戸
・今回は狭いソロにしました
部屋は確かにとても狭い、シングルと違い荷物を置けるのは靴を置くスペースにしかない、でもそこでしか立ち上がる高さがない。本当に寝るだけの空間という感じで、着替えるのにも一苦労でした。でもこの閉鎖感は何か癖になります。
・ソロ1階の室内
瀬戸大橋の通過は外が真っ暗なのでちょっと怖い感じがしました。駅を通過する時は電車が撮影されがちなので特に1階はブラインドを閉めた方が良いですね。
乗り心地はシングル2階よりも左右揺れが少なく感じました。ジョイント音や小刻みな縦揺れは少し大きいかもしれませんが、線路が安定している場所は気になりません。床下機器の音や振動は全然気になりませんでした。
総合的には意外とソロの方が寝やすいと感じました。完全に熟睡できないものの行きのシングル2階よりは眠れました。
・小田原駅の小田急線
今回は遅延なく順調に進み、熱海辺りで完全に目が覚めていました。見慣れた神奈川県内の車窓を眺めながらより名残惜しくなりました。
そして06:44に横浜駅に到着しました。朝のラッシュ前ながら久々に人が多い都会的な雰囲気、現実に戻ってきた感じです。途中駅カフェで朝食と休憩、帰宅してからは睡眠不足と疲れでうとうとしていました。
・横浜駅に到着
・駅カフェで朝食
終わりに
2泊3日に前後にサンライズ泊を追加した香川旅行に行きました。今回の旅行は
- サンライズ瀬戸に乗ること
- 香川県の100名城を訪れること
- 高台の景色を眺めること
- 小豆島を訪れること
この4つのテーマを楽しんだ充実した旅行でした。
睡眠不足になりながらも歩き回ったり山を登ったりと体力も使った意欲的な旅行でした。特に前半に色々トラブルもありつつもなんとか対応し、それも含めて良い思い出になりました。
日本100名城の四国分は香川県の2か所が残っていましたがこれでコンプリートできました。今では珍しい寝台列車のサンライズ乗車も楽しみ、天気にも恵まれた小豆島もとても良い場所でした。天気予報は最初は全体的に雨でしたが徐々に好転して本当に良かったです。
交通の便数が少ない地域なので事前にしっかり調べたのが役立って良かったです。事前の計画・想定が大事だと改めて実感します。ただ詰め込み過ぎていたのでもう少しゆとりは必要でした。
サンライズについては振動や音で眠れない事、長距離路線で遅延可能性があるのでスケジュールにゆとりを持たせること、荷物は少ない方がいいこと、ブラインドの活用など実感しました。
ようやくコロナが収まってきて実現した本格的な旅行、非日常感を楽しむことができました。しばらく情報から離れるこの感覚はたまには必要ですね。本当に楽しい充実した旅行でした。今後も各地への旅行を楽しんでいきます。
※各交通の時刻などは変更になる場合がありますのでそれぞれのHPをご確認下さい。
※各地のより詳細な様子は香川旅行2021の写真ページに掲載しています。
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