【2020年東京オリンピック施設散策】辰巳、有明、晴海(選手村)、新国立競技場
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
2020年に開催される予定だった東京オリンピック。新型コロナウイルス蔓延の影響で2021年に延期して開催予定となっています。
そんな東京オリンピックで使用される競技会場の一部や選手村を2020年9月に巡って散策しましたので、その様子をまとめます。
※各地のより詳細な写真は写真コンテンツ:オリンピック施設散策2020に掲載しています。
※写真の無断利用を禁止します。
・有明アリーナ
辰巳
辰巳エリアには東京アクアティクスセンター、東京辰巳国際水泳場の2つの競技施設があります。東京メトロ有楽町線の辰巳駅から東口から出発します。
東京アクアティクスセンター
・東京アクアティクスセンターのマップ
辰巳駅の北側の「辰巳の森海浜公園」には競泳等の競技会場となる水泳施設「東京アクアティクスセンター」があります。2020年に竣工し、15,000人収容可能です。
・有楽町線辰巳駅東口より出発
・北上し辰巳の森海浜公園へ。きれいに整備された公園です
・公園内に東京アクアティクスセンターがあります
・公園内の様子
・東京アクアティクスセンター
東京辰巳国際水泳場
・東京辰巳国際水泳場のマップ
辰巳の東側には水球の会場となる「東京辰巳国際水泳場」があります。1993年(平成5年)に開場した国際規格のプールを持つ水泳施設で4,700人収容可能です。
・公園の東側に東京辰巳国際水泳場、曲線的な構造が印象的
・スロープを上がって行きます
・門の前へ、折り重なる複雑なデザイン
・曲線的な建物
南にある「辰巳の森緑道公園」から駅に戻ります。湾岸道路沿いにある公園で、樹木が多く桜並木は区内有数のものです。
・辰巳の森緑道公園、春には桜が咲く
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有明
ゆりかもめの有明テニスの森駅周辺には有明アーバンスポーツパーク、有明テニスの森公園(有明コロシアム)、有明体操競技場、有明アリーナの4つの五輪使用施設があります。
有明アーバンスポーツパーク
・有明アーバンスポーツパークのマップ
「有明アーバンスポーツパーク」は自転車競技(BMX)やスケートボードが実施されます。2020年に開場し、5,000~7,000席を持ちます。
・駅の改札前のデッキから眺める事ができます
・右側、客席とデコボコしたコース
・左側、客席の仮設感が分かります
・有明テニスの森駅、このすぐ左に位置します
有明テニスの森・有明コロシアム
・有明コロシアムのマップ
有明テニスの森公園のセンターコートの「有明コロシアム」(約10,000席)は1987年に開場したスライド式開閉屋根構造を持ちます。その他に屋外コートなどを備えています。
・駅から眺める有明コロシアム
・有明地区では古くからある施設です
・開閉構造の屋根が覆う大きな競技場です
・有明テニスの森公園には沢山のテニスコート、現在は工事中
有明体操競技場
・有明体操競技場のマップ
「有明体操競技場」は体操競技やパラリンピックのボッチャが行われます。2019年に完成し、12,000席を持ちます。
・駅改札外のデッキから眺める事ができます
・駅の東側、木質感がある逆台形の屋根が印象的
有明アリーナ
・有明アリーナのマップ
「有明アリーナ」はバレーボールとパラリンピックの車いすバスケットボール決勝戦が行われます。2019年に完成し、15,000人収容可能です。
・さらに東に進み大通りを過ぎると現れます。湾曲した屋根が印象的
・階段があります
・白い壁に中央がくぼんだ屋根
・北側の運河へ、整備中の雰囲気
・橋の手前から全体像を眺める事が出来ます
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晴海・選手村
・東京オリンピック選手村のマップ
晴海埠頭の先端の晴海五丁目には選手村が建設されました。敷地は44ヘクタール、1万8千人が収容可能な21棟の宿泊棟が立ち並びます。
最寄り駅は都営大江戸線の勝どき駅ですが徒歩距離が長いので、東京・新橋・銀座方面を行き来するバスで「ほっとプラザはるみ前」または「晴海埠頭」バス停で下車すると楽です。
・選手村の宿泊棟群
・環状2号線の豊洲大橋方面、車が行き交います
・真新しい選手村の建物
・環状2号線の築地方面
・以前からあるほっとプラザはるみ、車線は減少
・立ち並ぶ建物
・中央の通りを奥に進みます
・交差点前、学校になる区画の施設側
・ほっとプラザはるみバス停から振り返る
・西側の区画の建物群
・北側へ、運河の先は田町方面
・南側の区画の建物群
・交差点を直進できないので南側へ
・埠頭の角には晴海客船ターミナルがあります
・学校になる区画の施設
・ターミナルより、南側の運河沿いに並ぶ建物群
・晴海客船ターミナルは選手村建設前からの稼働施設
・デッキから選手村を眺めることができます
本来のオリンピック開催時期を過ぎていますが、未稼働でひと気がなくゴーストタウンのような雰囲気でした。
元々広大な空き地でしたが風景が一変しました。大会終了後には「晴海フラッグ」という再開発プロジェクトで改修され、高級マンション群へ生まれ変わる予定です。
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国立競技場(オリンピックスタジアム)
・国立競技場のマップ
2020年東京オリンピックのメイン会場となる競技場です。2019年に完成し、68,000席を持ちます。隈研吾氏によりデザインされ「杜のスタジアム」のコンセプトを持ちます。
かつて同じ位置に旧国立競技場(国立霞ヶ丘陸上競技場)がありました。1958年に開場し、1964年の東京オリンピックでメインスタジアムとして使用され、2014年に閉場しています。
JR総武線の千駄ヶ谷駅からアクセスできる他、都営大江戸線の国立競技場駅のA2出口が一番近いです。
・国立競技場駅A2出口より
・東京体育館側からのデッキ
・道沿いに敷地いっぱいの巨大な構造物が続く
・木材や緑にあふれる建物
・南の交差点付近から全体像を観ることができます
・道路を跨ぐ幅広いデッキ
・南側の日本オリンピックミュージアム前より
・東側、神宮第二球場前より
・青山門側
・東側、明治神宮外苑方面より
・北側、千駄ヶ谷門
反時計回りに1周しました。とても存在感のある巨大なスタジアムで圧倒されました。
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終わりに
オリンピックの競技場と選手村を2020年9月に散策しました。東京オリンピックのために新築された真新しい施設もありますが、本来の開催時期を過ぎており、改めて開催されるその時を静かに待っている状態です。
現実的に2021年の開催も中止・延期の可能性がある世の中になってしまっています。日常生活にも大きく影響が出ている今では、これらの施設が賑わいを見せる世の中に早く戻ってほしいと願うばかりです。
※写真の無断利用を禁止します。
※各地のより詳細な写真は写真コンテンツ:オリンピック施設散策2020に掲載しています。