【松江旅行】(5) 貴重な現存天守・国宝の松江城 ~ 歴史ある天守の構造、祈祷札や宍道湖の眺め
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
松江旅行2日目の終盤はメインとなる国宝・松江城を訪れました。城巡りをしている自分にとってとある記念すべき瞬間になりました。

松江城
松江城へ移動
ツアーのバスで移動中、川沿いに城下町らしい雰囲気の伝統的な町並みが見られました。
・鍛冶橋は工事中
・京橋川沿いの町並み

バスは県庁前(松江城三の丸跡)を通過、長い横断幕は小泉八雲の妻であるセツをモデルとした物語「ばけばけ」、松江は今年秋の連続テレビ小説(現在放映中)の舞台になっています。
・県庁は三の丸跡に
・ばけばけの横断幕
天守へ
松江城大手前駐車場でバスを下車、大手門入口に築城者・堀尾吉晴公像があります。ここから天守までは比較的近い印象です。
・松江城のマップ
・堀尾吉晴公像
・大手門
・天守へ向かう
・最初の階段上、本丸の石垣
・二ノ門跡
階段を登って行き一ノ門をくぐって天守前の本丸広場へ入ります。大きなお城としてはここまで比較的短い距離で到着しました。
なおツアーはここから別行動でも良いとのことなので、旅のメイン目的地としてじっくり巡るためにここで離脱します(終わったらホテルに戻るだけだし)。
・一ノ門跡
広い本丸の広場、黒くて大きな天守がそびえ立ちます。日本100名城で現存天守で国宝、見上げる石垣の上に建つ立派な規模の天守です。
・巨大な天守
・正面より
写真でしか見たことがなかったですが、思っていたよりも大きいスケールで壮大なお城だと感じました。入口の附櫓も大きいです。
天守内
それでは附櫓から入城して地階(地下の階)に入ります。天守内は「撮影OK」の表示あり、受付でも言われたし松江城をどんどんアピールしたいのでしょう。なお私は暗い所での撮影は下手なのでご容赦を…。
・附櫓内
・写真撮影OK表示
附櫓にある受付の手前に日本100名城スタンプがあり(忘れてて出る時に押した)、別のスタンプもあったので旅スタンプ帳に押しました。
・附櫓の受付手前の空間、石落としや狭間もある、右にスタンプ
・100名城とは別のスタンプ
入ったところは石垣の中の地階で、窓が無くて真っ暗な空間。ここに国宝指定の決め手となった祈祷札(レプリカ)がありました。慶長16年(1611年)という年が書いてあり他の所にあった札が、その釘穴がここに合致したことで築城年が証明されたようです(2015年に国宝指定)。
・地階はかなり暗い
・井戸と右の札
・左の札と解説
・現存天守名物の急階段
上の階に登っていきます。天守の中は暑くて汗かきましたが少し吹いてる風は涼しいです。全体的に暗い城内で木の香りがして歩くと揺れる、急階段は現存天守につきもので柱も立派です。
・1階の広間と柱

・壁と窓
・矢狭間
・階段を登って行く
全部で想像より沢山の階を登りました。「まだ二階?!」と思ったぐらいですが、地下から入ったからですね。下層階はかなり広いフロアで徐々に狭くなっていきます。最後はL字型の階段で珍しいと感じました
・2階の壁と窓
・角の石落とし
・案内図、4回階段を登ってまだ2階だった
・2階の空間
・天井の梁
3階は角の部分が斜めになっているのが特徴的でした。各お城の写真も展示されていました。
・3階の斜めの角
・角部分に入れそうな構造
・別の角部分
・3階の空間
4階は各方向の中央部にでっぱった空間がある形状が印象的です。
・4階の空間
・でっぱり空間の1つに箱便所
・角部分と狭間
・でっぱり空間が特徴的
・天井が高い中央部に階段
・L字型の階段で小さな5階を経由
各階はそれぞれ個性的な構造でした。このL字階段を登るとようやく最上階です。
最上階からの眺望
最上階に到着しました。今までずっと暗かったのが明るくなり、風が一気に吹いて涼しいです。景色が良くて宍道湖も見えます。
・最上階の空間、明るい
・天井の梁
・北側の眺望、あまり見どころは無さそう
・東側の眺望、市街地が広がる
・入って来た大手門付近と市街地中心部
・裁判所や総合体育館、奥に山並
・南側の眺望、宍道湖があり一番の見どころ
・南東側、大きな町並み
・正面は県庁の先に宍道湖、嫁ケ島も
・宍道湖の右の方
・宍道湖を俯瞰
・西側の眺望、出雲方面の山並
眺望を楽しんだところでお城から下ります。大規模で立派な天守で国宝(2015年指定)というのもうなづける規模と歴史的な風格がありました。
・降りる、5階から4階へ
・大手門付近より
個人的にはこの時点で12現存天守を全て制覇したことになります。今回の旅の一番の目的でもありました。2014年に行った犬山城が最初で11年かかりました。
ホテルへ移動
周り終えて大手門付近の観光案内所に入り、城のクリアファイル等を購入しました。
・観光案内所とちどり茶屋
・ぶらっと松江観光案内所のマップ
その隣の飲食店「ちどり茶屋」に入りアイスを食べました。汗かいてとても疲れたので休憩しました。
・アイスで生き返る
そして外は急に激しい雷雨に変化し、思いもよらない大きな雨音が聞こえて驚きました。梅雨だけど真夏並みの暑さ(6月のこの日の松江は31.8℃、全国的には35℃越えの所も)でゲリラ豪雨が起きたのでしょう。
バスツアーからは離脱しているので自力でホテルに戻りますがソワソワしますね。さきほどの茶屋で雨をしのぎやすいバス停を教えてもらったので向かいます。
強い風雨の中歩いてバス停に向かいますが折り畳み傘が壊れるほどの強風で苦労しました。そのバス停の近くにいたタクシーでホテルに戻りました。全身びしょ濡れになりました。
・ホテルへ、雨は少し弱まった状態
雨はその後短時間で止んだようで本当にゲリラ的な豪雨でした(雨の間は撮影する余裕なかった)。オープンバスのツアーのバスはあの後どうなっていたのか気になります。
夕食
ホテルでのんびり休憩してから夕食へ向かいます。ホテルや松江駅からもすぐ近くの「炉端かば 松江駅前店」を見つけたので行きました
・ホテル前、天気は回復
・炉端かば 松江駅前店のマップ
建物外観もきれいで、こぎれいで活気のある居酒屋チェーン店という感じです。
しじみや魚や日本酒など山陰や日本海産にこだわったお店で、店員さんの対応を含めてしっかりした良いお店という印象でした。
・メニュー
しじみ醤油が良いですね、帰りに買っていきました。「あら」が大きく食べられる所が沢山!(次の写真左下)これだけでもお腹いっぱいなのに安い、全体的に美味しいしボリューム的に割安感があります。
・料理
店名の「かば」は元会長が由来のようです。調べたら東京にも店舗があるみたいで、翌日行くエリアの安来(やすぎ)が本店です。良いお店に出会えたし東京でも行きたいです。
・お店の前
翌日は全国的にももっと暑い予報で梅雨としては異常な気候です。安来の月山富田城(日本100名城)に行って帰路に就きます。
(続く)
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