【松江旅行】(3) オープンバスで移動も楽しむ ~ 由志園、ベタ踏み坂、境水道大橋、美保神社
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
松江旅行の3ページ目(2日目序盤)、今回はツアーイベントでオープンバスに乗車します。由志園、ベタ踏み坂を通過、美保神社を訪れ、移動も楽しみました。

松江のホテル
ホテルでの朝
宿泊はJR松江駅前のホテルにて。ツアーに参加するとスケジュールがきつきつな事が多いですが、今回はゆったりなプランでこの日も余裕のあるスタートなのが良いです。
・ホテルのロビー
ホテルでの朝食、バイキングで穴子、のどぐろ、しじみ、出雲そばなどの山陰名物がありました。印象的だったのは赤天で、味は辛いんですね。調べたら島根県浜田市の名物で、魚のすり身に赤唐辛子を練りパン粉をまぶして揚げたものです。
・メニュー、左上が赤天
天気が心配された梅雨時期の旅行、今年の6月は異常に暑いです。この日の午前は雨予報だったのが予想外に晴れたのは幸いですが、暑くて湿度も高いです。
オープンバスで出発
09:35~オープンバスに乗車します。別のホテルからの乗客が既に若干いました。座席は2階部分で視点の高さがあり、天井が空いていて日差しが強いです。走行時の風に注意、特に帽子や地図などの紙は要注意です。
・ホテル前を出発
バスは松江の市街地を抜けて東へ進み、中海という湖に浮かぶ大根島(だいこんじま)を目指します。
・風が吹く、のどかな車窓
・頭上の看板が近い
オープンバスのため森林や畑付近では緑の香りもしました。トンネルも迫力があります。風も強めで、日が陰ると少し冷えて温度差があります。
・信号機も近い、しばらく緑の道
・中海に突き当たる分かれ道を左へ
・右には中海大橋
・トンネル内も天井近く迫力ある
島へ渡りますが橋ではなく、まるで海(正確には湖)の上みたいな道を行きます。前日(北周り)とは違うルートで大根島経由です。
・途中の大海崎橋のマップ
・湖上の道へ進入
・湖上の道、右側のすぐ同様の水面
バスの解放感に加えてこの湖上道も独特な体験でした。
由志園
大根島にある由志園(ゆうしえん)の駐車場に到着。下車してからアジサイなどを売っている園芸センターの中を通りました。
・由志園のマップ
・長屋のような入口
・歴史を感じさせる造形
由志園に入るとまずは左側の部屋に集まり、高麗人参の説明を受けました。お茶も飲みました。高麗人参は特別なイメージですが健康用にと。
売店を通り抜けて庭園に入って行きます。美しい見事な日本庭園が広がります。園内にはちょうど見頃のあじさいが見られました。
・庭園の入口の木の門
・日本庭園が広がる
・緑を中心に植物にあふれた世界
・様々な種類のあじさい
・心地よい緑の小道と小橋
・水の流れと庭園の美しい造形
・ちょろちょろと岩肌に流れる水
建物に入ると温度が低く設定されていて、様々な牡丹が見られました。
・牡丹の建物へ、様々な色の花
・飾られる牡丹の花々
・牡丹の花各種
再び外へ、一面が日本庭園らしい造形で、苔や水の流れなども風情で暑いけど涼し気です。
・木の柵越しの庭園も良い
・右側も苔など緑の世界
赤い橋からは水辺の植物が見られます。去り際に霧が立ち込める演出を遠目にですが少し見られました。
・赤い橋へ
・水辺の植物たち、奥では霧の演出も
・苔と緑の世界
・枯山水もありました
・岩間の緑のアーチ
・最後に水の流れ
建物に入り売店に戻りました。ここまで緑や植物があふれる広くて美しい庭園で、心地よくて充実していました。
ホテルからはすぐに乗車したので改めてバスを眺めます。こうして見ると大きいですね。後方ドアの後ろに狭めで急な階段があります。
・オープンバス
次は「ベタ踏み坂」を渡ります。
ベタ踏み坂(江島大橋)
大根島の隣の江島へ向かいます。しばらく島の外周の道を走り、再び湖上の道で島が繋がっています。風が涼しいです。
・大根島の湖沿いの道
車のCMで有名になった「ベタ踏み坂」こと江島大橋を通ります(前日に米子空港からのバスでも通ったので2回目)。写真や映像ではかなりの急勾配に見えますがどうなのでしょうか?
・江島、ベタ踏み坂へ
・江島大橋のマップ
・ベタ踏み坂を登り始める
・坂を登る
実際に通ると、坂はそれほど極端な急こう配には感じませんでした。車内から分かるようには撮りにくいので伝えにくいですが。乗客満載の大型バスでもエンジンを唸らせるような感じではなく普通に登りました。
ですが橋の中央部は結構な高さがあり、景色が良くとても開放的でした。ベタ踏み坂は「たいしたことない」とも言われますが、この爽快感を味わえるスポットとしても価値があります。
・最高地点付近、高さがあり開放的

・坂を下る
・横から見た傾斜角度
・鳥取県境港市へ
あの有名な写真や映像のトリックは「望遠レンズの圧縮効果」を利用したものです。遠くからズームすると奥行きが圧縮されて写ります。橋の西側延長上、大根島の北端辺りから撮るとあのような構図になるようです。
・由志園付近にあったポスター
島根半島へ
ベタ踏み坂こと江島大橋を渡ると鳥取県に入り、境港の市街地へ進みます。最初のT字路を左に曲がってしばらく頭上を覆うように続いた街路樹が心地よかったです。
・頭上の街路樹
境港の市街地を抜けて大きなトラス橋の境水道大橋を渡ると再び島根県・松江市に入ります。地自体の合併なのでしょう、東に突き出た島根半島も松江市なんですね。
・境水道大橋
・堺水道大橋のマップ
・境水道大橋を渡る
・島根半島へ
島根半島に入ると風景は街並みから一転して緑豊かです。坂を下り橋の下辺りではオープンバスなので自然の香りがしました。
・緑豊かな島根半島
左に山が迫る境水道沿いの狭い道を進んで行きますが、対岸はしばらく境港の大きな港が続く眺めで対照的でした。
・境水道大橋をくぐる
・対岸は境港の港湾地区
解説によると境水道にはイルカいるらしいですがこの時は見られませんでした。海越しに大山(だいせん)と思われる山も見えました(神奈川県生まれとしては「おおやま」と読みたくなってしまいます)。ひときわ存在感のある山で特別感があります。
・車窓は海へ、イルカ出没エリア、奥には大山
・入り組んだ港集落をいくつか抜ける
途中海上には「男女岩」(みょうといわ)がありました。大小2つの岩に縄がかけられて繋がっており、伊勢の夫婦岩に似ています。
・男女岩
・大山と船
緑豊かで道路の左側から飛び出した木の葉がぶつかる所もありました。このまま島根半島先端部の美保関へ向かいます。
・頭上に緑が迫る
美保神社
美保神社は島根半島の先端部の美保関にあります。境港からも結構離れた場所に来た印象です。
入り組んだ港付近にある大きな神社です。海沿いの道路のすぐ近くに一の鳥居があり境内に入ります。入口周辺には商店があります。
・海近くの鳥居
・美保神社のマップ
・右に廻船御用水
・2番目の鳥居、神社の石碑
境内は森林に囲まれて奥に向かって細長く、階段を2回上がって行きます。左側に大きな看板「えびす様の総本宮、大造営中、完成予想図」、造営中のようです。
・一段上がり境内へ
・美保神社大造営中の看板
・大きな手水舎
参道は木々があり調和しており地よいです。参道が左に折れ曲がった先に神門、大きな注連縄が吊るされています。
・階段を登る、廻廊の裏側
・左側の社務所
・右に曲がり神門
・大きな注連縄がある
神門をくぐると、森に囲まれた空間に社殿が鎮座、現在工事中のようです。静かな空間です。
中央には大きくて立派な社殿、手前には廻廊、いずれも歴史を感じさせる木製で塗装してない感じの生の木で趣がある造形です。お参りをして周囲から見物しました。
・拝殿へ、一部工事中
・廻廊の大きな太鼓
・右側からの本殿
・内側から見る神門
・左側からの本殿
無垢で大きく立派な造形と背後の豊かな森との組み合わせが神秘的です。
境内を戻ると、鳥居越しに海が見えるのが良いですね。周辺の商店で商品を見て買いました。
・海越しの鳥居
・左に風情な青石畳通り
・美保関のマンホール
・鳥居の先はすぐ海
水木しげるロードへ
美保神社からの戻り道中は海側車線のため、さっきよりも潮や磯の香りを感じられました。オープンバスならではの体感ですね。境水道を通る海上保安庁の船としばらく並走しました。
・船と並走
・橋を見上げる
再び境水道大橋を渡り境町の海岸通りへ、漁港らしい香りがします。さきほどの海上保安庁の船が見られ、誰かが手を振ると振り返してくれました。道中でも思いましたがこのバスは目立つし注目されますね。
・境水道大橋を渡り鳥取県へ
・妖怪モチーフが現れ始める(妖怪倉庫?調べたらお化け屋敷のようです)
・境水道大橋を眺める
・海岸通り、長い岸壁に様々な船が停泊
オープンバスで移動も楽しみながら巡ることができています。次はこの辺りに駐車場(観光バス用)がある「水木しげるロード」へ向かいます。
(続く)
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