【松江旅行】(7) 米子からの帰路 ~ 鬼太郎列車、米子空港、空路窓側席の景色
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
松江旅行の3日目・最終日後半は米子駅から米子空港へ向かい空路で帰途に就きます。

米子駅
米子駅から米子空港に向けてJR境線に乗りますが、珍しい「0番線ホーム」から発着します。米子駅は「ねずみ男駅」という愛称が付いています(後述)。
・JR米子駅のマップ
・境線は0番線
・0番線ホームへ
「鬼太郎列車」という「ゲゲゲの鬼太郎」ラッピングの車両が来ました。特別な列車ではなく普通列車です。
0番線についてはたまたまかもしれませんが「霊番線」「霊番ホーム」と言う意味もありそうです。
ホームにも2両の車両にも「ゲゲゲの鬼太郎」モチーフが沢山あり、アナウンスも鬼太郎のキャラの声優さんです。鬼太郎の世界観で溢れる車内外を色々見て回りました。
・鬼太郎列車
・1両目
・2両目
・ホームの妖怪の展示
車内は1両ずつ目玉のおやじと鬼太郎が描かれています。座席やトイレ外の壁、天井にもいっぱいに描かれています。
・目玉のおやじ、ボックスシート群
・トイレの外壁
・隣の車両の鬼太郎、優先席の隣
・ボックスシート群
・トイレの外壁
・天井
・ホームの妖怪展示、背後に特急やくも
それでは米子空港駅に向けて出発します。
JR境線(米子駅~米子空港駅)
米子駅を出発すると最初は揺れますね、終始ゆっくり走る感じですぐ駅で止まりました。
最初は市街地にある博労町(ばくろうまち)駅、「コロポックル駅」という妖怪の愛称が付いています。このようにJR境線には全ての駅に同様の愛称が付いています。駅ごとのアナウンスも声優さんであり、鬼太郎の世界観が徹底されていてすごいです。
・博労町駅
・河崎口駅は傘化け駅
・弓ヶ浜駅、ホームの跡?
・弓ヶ浜駅はあずきあらい駅
乗客は時間帯もありますが高校生が多いと感じました。車窓はどこからか奥に島根半島の山並みが見えてきて、町並から段々とネギなどの畑が多い車窓へ変化しました。
・徐々にのどかな車窓に
・和田浜駅はつちころび駅
・大篠津駅は砂かけばばあ駅
米子駅付近のカーブ以後はほぼまっすぐの路線ですが、米子空港付近で滑走路を迂回するように曲がりました(地図で見ると分かりやすい)。
・右にカーブ中
・滑走路の延長上
そして米子空港駅に到着します。ローカル的なのんびりな雰囲気でけっこう時間かかった体感です。
米子空港
米子空港駅
JR境線は車内ドア付近の端末にICカードをタッチして降りる方式でした。米子空港駅は単線の狭いホームの小さな駅という感じでカーブの付け根部分にあります。
・米子空港駅のマップ
・狭いホームと鬼太郎列車
列車はすぐに出発しましたが鬼太郎の列車や駅自体を撮影する人も多く、空港駅ということもあり外国人も多い印象です。
・鬼太郎列車が出発、注目を集める
・列車が去って行く
・米子空港駅はべとべとさん駅
・カーブしているホーム
中央部のコンパクトな駅舎、空港駅という性質から外国人や大型荷物を持つ人がいます。写真右側にはトイレがあります。
・駅舎内、右にトイレ
駅前は空港との間にすぐ道路があり、2階の通路で越えていきます。大型荷物ユーザーも多いし、ちゃんとエレベーターもあります。
空港ターミナル
空港へと通路を歩いて行きますが広い敷地で解放感があり、駐車場越しに大山も見えました。
・米子空港のマップ
・道路を渡って空港側の通路を進む
・大山が見える
米子鬼太郎空港という愛称のように空港自体も鬼太郎カラーが随所に見られました。地方空港らしいコンパクトな規模感です。
・空港ターミナルに到着
・出発表示
出発は2階フロアから、ここにも鬼太郎モチーフ色々見られました。
・2階の窓に妖怪イラスト
・店舗がある広場頭上
売店群に「すなば珈琲」がありました。鳥取県のチェーン店で、「スタバは無いけどスナバはある」という言葉を聞いたことがあります。
・すなば珈琲

このフロアにはドリンク売りが少なく、自販機などがあると良いなと思いました。
・隣の広場空間、窓の鬼太郎モチーフ
・ピアノがある
さて早めに検査場に入る事にしました。羽田と比べてトレーが小さめの印象、前の人がちょっと手間取って詰まりました。そして出発ロビーに入りました。
・出発ロビーの搭乗口
まだ大分時間があるので飛行機が見える待合室でゆっくり待ちます。トイレ付近にようやく自販機を見つけました。
・これから乗る飛行機
・飛行機、荷物を搬入中
・正面から
出発は17:30予定でしたが17:50に変更と遅延アナウンスがありました。管制の指示によるとのことで、どうやら羽田が混んでいるようです。あまりこういう経験なかったのでなんだかソワソワしますね。
そしてさらにのんびり待ちました。目の前に乗る飛行機がいるし滑走路も動きがほとんどないし、羽田と比べてかなりゆとりのある雰囲気です。
さらに管制解除?で17:45にまた変更になりました。そして時間になり搭乗しました。
空路(米子~羽田空港)
米子空港~琵琶湖上空
搭乗したのは"B767-300"というタイプで、通路が2列あり行きの時より大きい機体です。(2|3|2)という配置で、座席は右の窓側でしたが結果として見ごたえのある景色の席でした。
・飛行機内の様子
羽田までの飛行予定時間は1時間10分とアナウンス、空港内にある自衛隊基地の様子が少し見えました。
・空港内を移動しだした
・離陸前の緊張感
エンジンを吹かして猛ダッシュして離陸すると、すぐ海上を飛んで右には海岸で大山が目立ちます。
・離陸してすぐ海上を飛ぶ
・大山などの山並
様々な雲が見られて新鮮でした。雲の上を飛んでいるのも不思議な感じです。
高さがあり広範囲でスケールの大きな風景が広がります。どこの町かなと終始想像しました。序盤では鳥取砂丘は目立ちますね。緑の山か都市部かという風景に砂丘は見つけやすいです。
・鳥取砂丘
兵庫県辺りの内陸部を飛行し、瀬戸内海の海岸が見えてきました。
・内陸へ
・山並上空を飛ぶ
京都の鴨川と御苑(御所)が見えた!Y字の川と四角い区画で判別しやすいです。
・京都盆地上空
・鴨川と御苑で分かりやすい
・大阪湾方面へ続く眺め
続いて琵琶湖が見えますが、広いですが琵琶湖大橋の所なのでこれでも狭い南湖の方なんですよね。
・琵琶湖の上空
遠くて小さいですがすれ違う飛行機も見られました。
・すれ違う飛行機
・滋賀県の南東部
ここまで兵庫県、京都府、滋賀県の上空を横断する感じのルートで進んできました。
三重県~伊豆大島上空
続いて三重県四日市の工業地帯、伊勢湾、セントレアと知多半島、渥美半島が見えました。
・三重県上空
・セントレア
・知多半島
・渥美半島
浜名湖の弁天島あたりから太平洋へ出て一面海の風景へ、再び見えた陸地は御前崎で、その頃の16:34に高度下げ始めるアナウンスがあり、距離時間共に結構早めだなと感じました。
・浜名湖の弁天島
・御前崎
・太平洋上へ
次に伊豆半島の先端と大島、ずいぶん低いところに雲があります。
・伊豆大島
・飛行経路
房総半島上空~羽田空港
相模湾上空まで来たら羽田はすぐ近くですが房総半島の上を回りました。九十九里浜も見えるぐらいに東に通り過ぎて、左に旋回して降りていきます。
・房総半島へ
・すぐ東海岸が見える
・水平線と夕空
・九十九里浜
・旋回して西へ
・夕空、翼のフラップが開いてる
海浜幕張上空では大分高度が下がっていました。東京湾上空を飛行してTDR近くを通り、東京ゲートブリッジの上付近を通りました(橋からも飛行機が良く見えるんですよね)。
・海浜幕張
・夢の国上空
・荒川河口部
・東京ゲートブリッジ(恐竜橋)
・海の森
・お台場付近
・そろそろ着陸
着陸前のここまで、窓側の席に恵まれたため景色を沢山楽しむことができました。
羽田空港
そして羽田空港に着陸、その瞬間は緊張しますね。減速してくると安心します。
・羽田空港のマップ
・高速で滑走路に侵入し急減速(開いてるのはスポイラー)
・減速してきた
羽田空港はかなり広く、飛行機が陸を走る距離も長くて時間がかかりました。
・ターミナルまで地上を長い距離走る
・空港の巨大さを実感する時間
・もうすぐ降り口へ
ようやく飛行機は停車場所で停止しました。飛行機から降りてからも出口まで歩く距離がかなり長い…本当に巨大な空港です。
・長い到着通路を歩く


そしてロビーから外に出ると、東京暑い…蒸し暑い。今年は異常に暑い6月です。そしてすぐにリムジンに乗って帰りました。
・リムジンバス
・大黒埠頭の夜景
夜遅くなりましたが夕食のお店が閉店間近で開いていて良かったです。
・夕食
こうして2泊3日の松江旅行を終えました。
おわりに
ツアーを利用した2泊3日の松江旅行、2日目はツアーのオープンバスで他はフリーのプランでした。普段の時間きつきつのツアーとは異なりゆったりした時間を過ごせました。
鳥取県と島根県の県境エリアを巡る旅で、なかなか来ない地域だし非日常感を楽しめました。中海、宍道湖、島根半島など地形が独特で移動も含めて新鮮でした。オープンバスも楽しめました。
景色の良さや空気のきれいさといった自然を感じられたこと、そして歴史や文化を感じられました。個人的には松江城を訪れたことで12現存天守を全て制覇できた事が大きいです(別途まとめる予定です)。
お店が早く閉まるなど人口が少ない雰囲気もありますが、交通の時刻がゆったりした時間感覚で足湯に浸かるなどゆっくりできました。各所で山陰=鳥取+島根という一体感の地域愛、山陰地域らしい雰囲気を感じられました。
とにかく6月とは思えない程にとても暑い旅でもありましたが、梅雨時期で心配された雨は一時的なゲリラ豪雨だけだったので恵まれていたと思います。行って良かったと思えるとても充実した旅でした。
【松江旅行リンク】
※今回は7ページ分で内容量も過去一番の大作になり、かなり手間がかかって苦労しました。












