【欅坂46】平手友梨奈不在の「ガラスを割れ!」TV初披露、欅坂46好き著名人
6thシングル「ガラスを割れ!」
6th「ガラスを割れ!」の音源とMVが解禁された。それまでの平手友梨奈は腕の負傷のため武道館公演が中止になる程の状態だった。ふたを開けてみれば再び平手センターで、攻めの強いロック調なカッコいい曲だ。
ロック界からの注目も意識したのだろうか。どこか相川七瀬をほうふつとさせる曲調。MVを見ると最初の方に平手が復活を象徴するような包帯を燃やすシーン。全体的に髪を振り乱す激しいパフォーマンス。各メンバーのアップシーンでは気迫ある表情をし、過去の作品と比べかなり成長している。
アイドルの概念を打ち破る、良い意味で期待を裏切るという欅坂の道筋をさらに進ませた。
■欅坂46 『ガラスを割れ!』
https://www.youtube.com/watch?v=A2k6ZO6B0A8
NTTドコモという大物とのタイアップも決まり、綾野剛と共演するCMも放送されている。そして6thの特典映像では、平手が包帯をしながらもカワウソ等の動物と戯れるリラックスした姿を久々に見ることができた。その予告動画の閲覧数はあっという間に100万回を超え、注目を集めた。
・欅坂46/6thシングル「ガラスを割れ!」
平手不在の音楽番組での披露
3/4、シブヤノオトで「ガラスを割れ!」を初披露をしたが、平手と鈴本美愉、志田愛佳は不在だった。三名とも紅白歌合戦で倒れたメンバーだ。重要な平手ポジションをカバーするWセンターの今泉佑唯と小林由依(ゆいちゃんず)が健闘した。Wセンターの二人、そして米谷奈々未、石森虹花も目立つシーンがあり印象的だった。
居るメンバーでできる限りの気迫ある振り切ったパフォーマンス。センター不在により確かに締まりはなかったかもしれない。全体的に誰か1人が目立ち過ぎずに、全体がバランスよく1つの形として見せるパフォーマンスといった印象だったが、1人1人の表現力や気迫が増してることも感じられた。
3/9、ミュージックステーションでは予告時点で平手不在を謳っていた。今回も少し演出を変えた上でWセンターの今泉、小林が健闘。全体的にパフォーマンスはさらに磨きがかかった。平手のものと思われる衣装がフェンスにかけられている演出、最後にはこれがなくなっているのが意味深だ。
平手不在のパフォーマンスは賛否両論ある。平手の表現力は圧倒的で、世間では「欅坂=平手」であり、物足りないのは事実。ただどんな状況でも全力を出すという1人1人の決意は強くなり、それがパフォーマンスに現れていたのではないか。
平手不在が続く
昨年「坂道AKB」名義の「誰のことを一番 愛してる?」では平手がセンターを務め、圧倒的なオーラで先輩たちを凌駕し天才ぶりを露呈した。ところが今回は同名義の「国境のない時代」は平手は加わらず、長濱ねるがセンターを務めている。また平手がパーソナリティーを務めていたラジオ「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」でも、長濱ねるへのバトンタッチが行われる。このように平手が表舞台から徐々に消えつつあるのも気になる。
そして欅坂46は2016年4月6日に1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビューし、2周年を迎える。4/6,7,8に「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の開催が発表された。ところがこのライブも「スケジュールの都合により」として平手欠席が発表されている。
武道館は漢字欅としては中止したが、今回はデビュー記念の周年ライブであり中止するわけにはいかないのだろう。しかしこのような記念の場でも平手が不在であることは尋常ではない事であり、何かがあると勘ぐってしまう。
平手はなぜいないのか。昨年からの体調不良の延長上の療養も考えられるし、海外で目撃された情報もあるし、真実は分からない。欅坂は全員で1つという意識を持っているし、本人たちもこの状況を悩んでいるはずだ。
世間が「欅坂=平手」と短絡的な目を持っているのは間違いない。それに対し各誌のインタビューによると平手以外にも、MV撮影時に監督から注目されたり、ダンス講師の世界的ダンサーTAKAHIROに積極的に質問したり、撮り直しを要求したり、本番直前に衣装が破れる程練習したり、各メンバーが奮起し実力を付けているのも事実。
今回のMVやパフォーマンスにもその成果が出ていたと思う。6thも世間が期待する従来の平手主体の欅坂カラーでありつつも、各メンバーの奮起、躍進により欅坂は変化していくのかもしれない。
欅坂46ファンの著名人
先日の冠番組「欅って、書けない?」ではメンバーが欅坂ファンの著名人にお礼回りに行った。田嶋大樹(オリックス)、ベッキー、西川貴教、本田翼、そして次に挙げる2名は特に大物だ。立憲民主党の枝野幸男代表は以前から演説に歌詞を引用したり不協和音を歌うことが話題になっていた。6thからは「夢見るなら愚かになれ、傷つかなきゃ本物じゃないよ」を好きな歌詞として挙げている。
そして次回NHK大河ドラマの主役、歌舞伎役者の中村勘九郎である。ラジオではカップリングの名曲「避雷針」を選曲し、歌舞伎の演目の中に欅坂の細かいネタを複数取り入れてしまうという、熱狂的な欅坂ファンであることを露呈し驚かされた。
そのほか内村光良、明石家さんま、広瀬すず、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)、森山直太朗、前田敦子らもファンを公言したり曲を称賛したりし、ロック業界からも注目を浴びている。欅坂46は従来のかわいい系のアイドルとは異なり、何かに抗って前進していくメッセージ性の強い曲により、幅広い著名人にも影響を与えるほどのグループとなった。
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