【ライブ映像感想】欅坂46の伝説の野外ライブ「欅共和国2017」のBlu-rayを観た

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やっぱり最高のライブだった!

先日発売された欅坂46の「欅共和国2017 Blu-ray/DVD」のBDを観ました。自分にとっては初参戦で欅坂にハマるきっかけとなったライブであり、あの時の強い衝撃と感動が呼び覚まされました。やはり最高の、伝説のライブだったと感じました。かねてから「円盤化」希望の声は上がっていてそれを実現してくれたことに感謝したいです。それを観た時の内容と感想を長文、乱文になりますが書いていきます。

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■欅坂46 『欅共和国2017』ダイジェスト映像(欅坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)

前半1

オープニングの兵隊風のカッコいい衣装に身を包んだフラッグパフォーマンス。格調高さを印象付けるニ短調にオーケストラ風サウンド、真剣な表情で行進し旗を振り、共和国の世界観へと引き込む。平手が登場すると歓声が起き、じっと前を見つめて動じない表情、あまり動かなくても平手の勇ましい佇まいがカッコいい、カリスマらしさを感じさせる。

Overtureの後に「サイレントマジョリティー」。ステージ前に水柱が立ち上り、サビではびしょぬれになりながらも気にしないパフォーマンス。従来のアイドルとは異なる欅坂の方向性を決定づけた1stシングル、欅坂らしい笑顔を封印しながらのダンスにより「君は君らしく生きて行く自由があるんだ」という曲の世界観を表現する。

「世界には愛しかない」。衣装もステージも水にぬれたまま深いビート感が支配する夏曲へ。サビ前から笑顔になり広い会場の花道へと広がって明るい疾走感を歌う。2番の中央花道を歩く平手はやはりしっかり前を見据えて表情がぶれない。放水や志田の合図で飛ばす風船で会場は楽しく盛り上がる。平手のポエトリーは心が入って生き生きと表現している。

「二人セゾン」は花道中央をメインにパフォーマンス。さらに雰囲気を変えてバレエの動きを取り入れた上品さのある曲。清々しい笑顔で儚くで切ない曲を歌い躍動的に踊る。激しく転変するキレのある平手ソロダンスは客席が湧く。ラスサビのメインステージへと歩き続けるシーンはMVを思い起こさせ何か感動的。純粋に美しく品のある曲で素晴らしい。

前半2

MCの後に青マリの「青空が違う」。大玉が客席を飛び回りながらの、5人による欅坂には珍しいかわいい系の曲。カメラがアップになることも多く、欅坂全体とは違うアイドルとしての個々のビジュアルの高さを感じさせる。

「僕たちの戦争」はアップテンポのビートに乗せられる曲。ユニット曲だが全員で花道に広がる。サビ前で土生の合図で放水を開始して会場中が盛り上がる。水鉄砲はメンバー同士にも向けられ無邪気な素顔を見る事ができる。

「渋谷からPARCOが消えた日」。赤いスリムスーツに身を包んだ平手がバイクの後ろに乗って登場。たった一人で大勢の観客の前で自信に満ちた目、表情で堂々とソロを歌い続けるのはカリスマ性を感じさせる。表情もフリもしっかり表現しているし、カッコ良くて引き込まれる。16歳とは思えないオーラ。平手について知りたい人にはぜひ聞いてほしい。

「ひらがなけやき」。けやき坂が登場し素朴なハ長調の曲でがらっと雰囲気を変え、笑顔でかわいらしく歌い上げる。この時点では長濱もいるのが今見ると新鮮。

「僕たちは付き合っている」。けやき坂が続く。長濱ソロがある。こちらも欅坂とは異なるアイドルらしい曲。

「大人は信じてくれない」。スモークと風の音でシリアスでダークな雰囲気へと一変。曲に合った気迫ある表情で一列に腕を組んでゆっくり前身しながら腕を素早く組み替えるのは見事。サビで激しいロックサウンドになり、まばゆい光の中でヘドバンを含む激しいダンスで心の叫びを表現する。最後の一列になって脱落して引きずっていく表現は鳥肌もの。センターの平手は最後までそのエネルギーを受け止めて強い気迫を見せる。欅坂らしいロックな魅力が詰まった曲、その世界観を見事に表現し、とても引き込まれた。

「エキセントリック」。冒頭に映る富士山がきれい。ブライトなハイハットが印象的な軽快なリズムで乗りやすい曲で、1人1人のラップが続く。今泉、米谷のパートは無音。水柱の中で少し奇妙なダンスを踊る。サビの土生センター部分はとても印象的。靴を脱ぎ髪留めをほどき、ダンスは徐々に狂ったようなものへと変化する。最後に平手がだらっと顔を落とす前の無機質な表情は印象的。

後半

MCの後、「また会ってください」。長濱ねるソロ曲で、歩き回りながら歌う。平手とは対照的な長濱のふわっとしたキャラクターのアイドルらしい曲。

「制服と太陽」。柔らかな青春感のある曲。二人セゾンの衣装。サビからの温かく優しい表情が印象的。シリアスな曲が多い欅坂の中でも何かやすらぎを感じられる。

「微笑みが悲しい」。平手と長濱の曲。2人が向き合って、頭を突き合って、不安そうな表情をしたり、手を取り合ったり、二人の対話的な自然なアクションが心を動かされる。グループの中でも特別な存在で今とは状況も異なる二人。漢字欅に移った長濱と、キャラクターが少し変化した平手。当時の姿を見られて何か感慨深い。

「割れたスマホ」。再び青マリの5人。雰囲気を変えてどこか昭和風のサウンドに、抱きついたりポーズをとったり絡み合ったり、セクシー系な表現をする。少し暗くなってきた空がその色気を増している。

「Dance Track」。暗くなった空に映える重厚なビートサウンドに、スローな動きとキレのある素早い振りの緩急をつけたダンス。ずっと見ていたい。土生センターのダンスメン5人が出てきてそのまま次の曲へ。

「語るなら未来を…」。当時の欅坂随一のダンスナンバー。暗い中でシリアスな表情で髪を振り乱すキレのあるダンスはカッコいい。「今泉の倒れ方」に代表される様々な表現が目を見張る。ダンスメンは特に印象的。ラスサビ前など、平手の顔のアップはその表情や目での表現がえげつない。そろそろ狂気が目を覚まし出す頃だろうか。

「Dance Track(2)」。暗くなった空に背景のキラキラまばゆいスクリーンと共にキラキラサウンド、明るく心地よいビートでアミューズメントパークのような雰囲気。ひらがなけやきが出てきてかわいくダンスする。続いて漢字欅も激しいダンスを見せる。齊藤(京)と鈴本ソロダンス。特に鈴本のキレキレのソロダンスは圧倒される。この曲もずっと見ていたい多幸感のある魅力的なパフォーマンス。

「誰よりも高く跳べ」。そのまま佐々木(久)があおって盛り上がりがそのまま続いていく。ひらがなけやき随一の盛り上がり曲で、ビートに気分が乗せられて盛り上がる。間奏の1人ずつのソロダンスは個性がありカッコいい。曲中の佐々木(久)のあおりでさらに盛り上がり最高潮へ。持ち曲数の少ないひらがなけやきの頑張りを感じられる。

「手を繋いで帰ろうか」。すぐに漢字がハイテンションで出てきてあおる。欅坂全体曲としては一番かわいい系の曲ではないか。その明るい雰囲気に乗せられる。それぞれが楽しく素顔を見せるパフォーマンス、平手も楽しそうだ。楽しく明るく本編の最後を飾る。

すぐに同じベースのD音(ニ短調)で始まるエンディング。再び兵隊風衣装でオープニング同様の曲。暗くなった空の中でダンスメン平手、土生、石森、鈴本、齋藤(冬)の5人のフラッグパフォーマンスが映える。旗を上げて全員中央へ走り、平手が中央に残り、一斉に旗を振る。最後は振り向いて背中の手は欅ポーズ。暗闇とティンパニロールの中、終始気迫の表情を崩さない平手はゆっくりステージへ前進、振り向いて旗を置き手を上げると花火が打ち上る。平手が去り長調になって幕を閉じる。とても壮大でカッコいい演出で感動的に本編を終了した。

アンコール

「誰のことを一番 愛してる?」不協和音衣装で登場、ビート感のある曲で本家「坂道AKB」と比べて統一感のあるキレのあるダンスが映える。フロントの石森、鈴本、理佐、小林という人選はさすが。土生の羽を広げる所は印象的で鳥肌が立つ。鬼気迫る表情で髪を振り乱すダンス、「誰の事を殺せばいいのだろう」その嫉妬に狂う世界観を全身で表現する姿にのめり込む。平手は徐々に入り込んでいくのが分かる。はりつけ平手の表現と冷徹な表情、その眼は恐いぐらいでゾクゾクさせられる。とても欅坂らしい曲だし魅力的で引き込まれる。

そのまま魔曲である「不協和音」へ。暗闇を照らす光の中、キレのある激しいダンスが続く。1番サビ前から既に平手は目の焦点が定まらず首をくらくらさせて入り込み始めているように見える。2番も全体の激しいダンスに目を見張る。長濱の「僕は嫌だ」は音源以上に気持ちが入って叫んでいる。ファンもどんどん熱狂していく。倒れるシーンあたりから平手がイッてしまっている、フラフラして目がヤバイ状態。3番の「僕は嫌だ」を叫んで爆発音、一番のクライマックス。最高潮の熱狂の中、終盤にカメラがズームする平手の目力が凄い。そして口を開けて不気味な笑みをうかべるのは恐いぐらいにゾクゾクする。「ディスコードー」の声を張り上げ、最後の振りでも首をかしげて口角を上げ不気味な笑みを浮かべる。何か恐ろしいものを見た気分になる。一体何が起きていたのか、いわゆる憑依なのだろうか。この終盤の一連の流れはとても印象的で心揺さぶられるし、一番の見所に間違いない。

ひらがなけやきも加わり「W-KEYAKIZAKAの詩」。メンバーもペンライトを持ち、真っ暗の中きれいな緑一色に染まる一体感が良い。富士急の夜景をバックにした眺めがきれい。ライブの終盤に欅坂・けやき坂の歴史を歌う曲、皆清々しい良い表情をしている。平手は前半は少し「戻ってきてない」ように見えるが後半は復活しているように見える。曲の後にはMC菅井が全国ツアーへの事を話して全員はける。

Wアンコール

Wアンコールは平手MCからの「危なっかしい計画」。平手は完全に戻っているし明るく曲名を叫ぶ。タオルを回したりして盛り上がる明るい曲で皆楽しそう。平手も笑顔であおりもやっているしこの曲らしく楽しんでいるのが分かる。とても盛り上がって熱狂、平手の「ありがとー!」で曲を終える。平手の「しー」と静めた後、マイクなしで「本日は本当にありがとうございました」と叫ぶ。楽しい雰囲気でライブを終えた。

あとがき

終わった!最高のライブだった。本当に盛りだくさんで、アンコールでさらに山があって、とても引き込まれた。映像でも興奮と余韻が続いている。初の野外ライブながら、良い構成でスムーズでうまくいった良いライブだった。野外ならではの演出も楽しく、陽が落ちるにつれ闇と光を味方にしていくのも良かった。

欅坂の作る世界観はすごい。他にはないシリアスな感じがとても印象的で魅力的。髪を振り乱すキレのあるカッコいいダンス、真似できない一体感、ゾクゾクする、ぞっとする怖いぐらいの表現もある。表現をしている感じが伝わってくるし、迫力があり圧倒される。特にダンスメンはやはりすごくて、見ていて違いが分かる光るものがあった。かわいい曲、上品な曲、セクシーな曲、楽しい曲もあり、振り幅があった。それぞれ気分が乗って楽しめた。

平手はカリスマ性を感じさせる。表情を崩さない佇まい、堂々とした存在感、表現力あるソロの歌とダンス。特に不協和音の狂気の表現、恐ろしいぐらいの表情や目つき。これは誰も真似することはできないだろう。本当に当時16歳なのだろうか。本当に天才といって良いだろう。

欅坂は従来のアイドルとは別物で、その独特の世界観や表現がカッコいい。そんな欅坂らしさを堪能することができるライブ映像だった。その後の状況を知る今として考えても、当時の力を存分に発揮した、本当に伝説のライブだ。それが映像としてまた観られることは嬉しいことだ。この作品をきっかけに欅坂がどんなものかを沢山の人に知ってほしい。これからも欅坂がさらに成長し、様々なライブ映像が出されることを期待したい。

・シブツタ入口/diary_picture/201810/015.jpg

・シブツタ展示の平手衣装/diary_picture/201810/016.jpg

・タワレコ展示のフラッグ/diary_picture/201810/017.jpg

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