【ライブ・音漏れ参戦】欅坂46の野外ライブ「欅共和国2019」の千秋楽 ~ ゲート外にも多数のファン
今年で3回目の開催となる富士急ハイランド・コニファーフォレストでの欅坂46の夏の野外ライブ「欅共和国」。2年前の欅共和国2017でステージ目前の良席を引き当ててその表現の迫力に引き込まれて以来、欅坂46にすっかりはまっています。昨年も席が少し離れたものの大放水を楽しみました。
今回も楽しみにしていましたが、最後の最後まで粘るも残念ながらチケットを取ることができませんでした。ですが今回も現地に行き、「音漏れ」で参戦することにしました。少し変わった視点になりますが、その時の様子のレポートと感想をまとめます。 ※セトリはこちら。
・今回の入国ゲート
前日:THE MUSIC DAY生中継
行く前日はライブの2日目、終演後に"THE MUSIC DAY"の生放送でライブ会場からの様子が少し放映された。中継用のミニライブで、二人セゾンと危なっかしい計画が披露された。
そこで初めて水兵風の衣装などを見ることになった。過去に直に見たあのライブ会場の雰囲気が懐かしい。パフォーマンスを見てすごくワクワクした。1日目に復帰した原田葵の姿も見られた。
当日午前:富士急行き・パネル巡り
当日は最近の中では特に気温が低い日だった。雨が降っているし山の方へ行くのでさらに冷える。時期が早いし梅雨明けしていないし「夏のライブ」という感じではなく長袖で行くことにした。
ほぼ始発で電車を乗り継いで富士急ハイランドへ、9時の開園の少し前に到着。
・大月から富士急行線へ
・開園前から混雑する富士急ハイランド駅
午前中はパネル巡りをする。入ってすぐの平手パネルが長蛇の列になると事前に分かっていたので真っ先に直行。この時は20分待ちだったが、最大2時間待ちにもなったという。小雨の中、2時間半歩き回ってなんとか27人分を撮り終える。
・平手友梨奈パネル
・最大2時間待ちの大行列となった
午後:グッズ・オフィシャルフード
午後はそのままグッズ販売へ直行、せっかくなのでライブグッズを買う。行列に並び1時間ほどの列だった。欅坂のクールな世界観同様、グッズもアイドル感はなく普段使いできるものも多いのが特徴。ただ周辺で生写真のトレードが行われているのはアイドルそのものである。
・グッズ販売
富士急ハイランドを離れ会場のコニファーフォレストへ向かう。相変わらずの小雨、橋の上からは富士山は見えず、ステージの上部が見えた。
駐車場を抜けて会場前のエリアへ。毎年デザインが変わる入国ゲートやずらっと並んだ祝花。たまにリハーサルの音漏れも聞こえた。
・入国ゲート
・祝花が沢山
オフィシャルフードの列に20分並び、け・やきにく丼(800円)を食べた。塩ダレ味の豚丼で思ったよりお肉が多く、味は濃いめで満足。
・オフィシャルフード、け・やきにく丼
する事もなくその辺でのんびり過ごす。開演が近づくと徐々に人が増えてくる、とても人が多い。若い男性が多いが女性も多く、親子連れやそれなりに年配の人もいてファン層の広さが伺える。
入口前の駐車場に居たが、音漏れ勢と思われる人も見かける。開演時間すぎて入っていく人もちらほら、やはり10分ぐらい遅れて開演。
・開場すると入国ゲートへ人々が流れて行く
・欅共和国2019のロゴ
開演:ゲート周辺で音漏れ参戦
ゲート周辺の音漏れ勢は100人ぐらいと意外と多かった。音漏れ勢は会場内とは違い、それぞれが思い思いの方法で鑑賞していた。ペンライトを持つ人も少なく、立っている人もいるが座ったままの人も多く、音への反応も薄く、大人しい印象だった。
小雨の中なので傘をさす人も多く、荷物も濡れないようにする必要があり、ちょっとやりづらい。会場内の放水対策同様にレインコートを着た人もいたがそれが正解だったと感じた。
・開演中の音漏れ勢
音はそれなりに良く聞こえるがダンスも衣装も映像も何も見えない。最初は入国できない虚しさを感じ、来たことを後悔したような感情もあったのは確か。
セトリ前半は欅坂らしいクール系というよりもかわいい系が多い気がした。大阪アニラと同じような系統。その中で特に危なっかしい計画、僕たちの戦争は音漏れ勢も盛り上がった。改めて盛り上げる曲なんだなと認識できた。進むにつれて徐々に盛り上がって行った。
・「僕戦」の時かな?
MCは菅井様の声だとは認識できるが、具体的な言葉は認識できない。映像などの独自の音源はよく分からず汽笛だけ船なんだと認識できる。欅坂の曲になってようやく意味が分かるが、ビートが山に反響して聞きづらい時もある。
トランペットなど生演奏らしい音が聞こえたと思ったが、後で調べたら正解だった。水しぶきが上がると林の上から少しだけ見え(去年より高さは明らかに低い)、その噴出音も強くてびっくりする。
途中から来る人もいて人数も少しずつ増えてきた。みんな欅坂が好きで集まり、音だけでもその雰囲気を味わいたいという人達だ。国境の向こうから、ステージの背後から見守り声援を送っている人たちが100人程いる、この事も知ってもらいたいと思った。
・日が沈んだ終盤の様子
日が暮れてくると辺りは真っ暗で、少ないながらペンライトの灯りがきれい。心なしかみんなも遠慮せず乗ってくるようになった。音だけでも段々その雰囲気に感情を揺さぶられライブを楽しんでいる自分がいて、もう後悔はしてない。
最後はサイマジョで終わり、花火が打ち上がる。終了アナウンスが流れてアンコールやサプライズなしで終えた。千秋楽で両方なしというのは前回の武道館もそうだが珍しく、既成概念を崩していく欅坂らしいとも感じさせる。
終演後:帰り
2年前の欅共和国2017で帰りの電車の混雑を経験しているので、富士急ハイランド急いで駅へ走る。なんとか行列の前の方に並べた。乗った20:12発は音漏れ勢だけだっただろうが既に大混雑、幸い座れた。余韻の中帰路に就く。
・終演後、通路として開放されている富士急ハイランド内をダッシュ
・帰りの富士急行線(大月駅)
終わりに
音だけでは物足りなさはあるものの、音漏れ勢の事情を知る事が出来たし、ライブの雰囲気を少し味わえて良かった。その場に居て感じるものは確かにあり、前回のライブの時の感情を思い出した。細かい事はどうでもいい、やりたいことをやらなきゃ、そんな刺激を受けたし、できればこの気持ちを保ちたい。
ライブの現場は感性を刺激される。良い刺激になるし行って良かった。今回は室内とは違い音漏れの音が大きいし、パネルなどもあってライブ以外にも楽しめる要素もあった。遠くのお祭りの一部に参加したイメージ。でも後で記事を調べ写真などを見たりすると、やっぱり入りたかった気持ちは強い。でも行って良かった。…アンビバレント。
・欅共和国2019のロゴ
ということでライブの内容については一切書けてませんが、いつか円盤化されることを期待します(追記:後日発売されました)。夏の全国ツアーは横アリが既に当選、あと仙台も落ちたが狙ってます。クールでカッコいい世界観でそのメッセージを伝える欅坂46、そのライブを今後も楽しみに刺激を受けに行きます。
P.S. 歩き続け立ちっぱなしがたたり翌日は体が疲れ頭がぼーっとしていた。そして後日風邪を引きました。
欅共和国2019 セットリスト
Overture
1. 世界には愛しかない
2. 手を繋いで帰ろうか
3. 青空が違う
4. 太陽は見上げる人を選ばない
5. アンビバレント
MC①
6. バレエと少年
7. 制服と太陽
8. バスルームトラベル
9. 結局、じゃあねしか言えない
10. Nobody
11. 危なっかしい計画
12. 僕たちの戦争
13. Student Dance
VTR
14. 避雷針
15. AM1:27
16. I’m out
VTR
17. キミガイナイ
VTR
18. 語るなら未来を…
19. 風に吹かれても
VTR(噴水+プロジェクションマッピング)
20. サイレントマジョリティー
エンディング
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