【彦根・近江八幡旅行】(3) 近江八幡 ~ 山からの眺望と歴史的な町並み
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
8月の滋賀旅行の2日目後半は近江八幡を散策しました。城下町の風情が楽しめるエリアです。
八幡山
山麓
まずは八幡山(はちまんやま)へ。羽柴秀次(=豊臣秀次。次秀事件の悲劇の武将)居城の八幡山城(近江八幡城)の跡で眺望が良い所です。当初は予定にありませんでしたが登ることにしました。
日牟禮(ひむれ)八幡宮周辺の道脇の駐車場に停めましたが結構混雑していました。
・日牟禮神社前の道が駐車場
・ロープウェイ乗り場前
滋賀名物の飛び出し坊やを発見(今回の旅行で3個目)。それぞれのスポットを表すバリエーションなんですね。
・飛び出し坊や
暑いので売店がある建物内が涼しい。ロープウェイで山上へ登ります。
・近江八幡山城跡のマップ
山上・八幡山展望館前
山上に到着。セミが大きく鳴き、暑いけど風が涼しいです。周辺の景色が良くて、石垣から城跡だと分かります。
近くの八幡山展望館前からは安土城方面の眺望が見られました。
・右側から石垣の階段を登る(左側に別ルートの緩やかな坂道あり)
・八幡山展望館へ、恋人の聖地でもある
・LOVEの像と開放的な展望
・近江八幡駅方面の町並み
・安土城、観音寺城方面の眺望
本丸跡・瑞龍寺
自然豊かな山道を進んでいきます。
・分岐点をまずは左へ
本丸跡には瑞龍寺というお寺があり、かなりリラックスした黒猫がいました。
・瑞龍寺の門
・瑞龍寺の建物
・警戒心ゼロの黒猫、人が近づいても全く動じない
・周辺にも猫が見られた
北の丸址と西の丸址
さらに北の丸址、西の丸址、出丸址と3か所の展望台を回りました。
北の丸址、西の丸址は平野や琵琶湖の幅広い眺望が見られました。たまに風が吹くと涼しいです。
・北の丸へと石垣沿いを進む
・北の丸に到着
・主に琵琶湖の東側の眺望
・左に少しだけ琵琶湖が見える
・西の丸へ石垣沿いを進む
・西の丸に到着、こちらの方が広い空間
・琵琶湖の眺望
・左に平野部の町並み
出丸址
出丸址は西の丸から階段を下った所に位置し、近江八幡駅方面の町並みが良く見えました。冷たい風が吹いてきて少し雨が降ってすぐに止み、山の天気らしかったです。
・出丸へ階段を下りていく
・出丸に到着、他2か所より広く中央に木が生えている
・琵琶湖の左側の平野の眺望
・通路の奥へ
・近江八幡駅方面の眺望
3か所の展望台で全周の景色を網羅できました。
それではロープウェイへ戻ります。青紅葉心地よく、灯籠も雰囲気があります。
規模は違いますが平野の山の城はどことなく安土城と似た雰囲気です。地図を見ると周辺には似たような山がいくつもあり、滋賀県の特徴なのかもしれません。
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休憩
暑いしかなり汗かいて疲れました。駐車場の先の八幡堀手前の趣のある建物のお店、「たねや」でかき氷を食べて生き返りました。人気店で結構並びましたが休憩大事ですね。
・たねやさん(入口は右の方)
・かき氷
近江八幡の町並み
八幡堀
続いて近江八幡の町並みを散策します。周辺は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
またウィリアム・メレル・ヴォーリズという人が住み、近代建築を遺した地でもあります。
・白雲橋のマップ
ちなみに日牟禮(ひむれ)八幡宮は近江八幡の地名の元となったといいます。
白雲橋に出ると、八幡堀沿いは風情で良い雰囲気です。川沿いに蔵が建ち並び柳が垂れ小船が行き交う、日本的な美しい情景です。
・白雲橋
・日本的で風情な堀
・蔵が建ち並ぶ良い情景
具体的には覚えていませんが、様々なドラマや時代劇などでも観た事があるはずの場所です。
橋から階段を降りて堀沿いは歩くことができました。見上げる視点の情景も良いですね。
・階段を降りて堀沿いへ
・橋の下もくぐれる
・橋をくぐり蔵の前へ
・小船が停泊する
・白雲橋を振り返る
古き良き日本の風景という感じです。この時は行っていませんが、白雲橋の両隣の橋からも眺めが良さそうです。
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町並み・ヴォーリズ記念館周辺
白雲橋の先の鳥居をくぐり、近江八幡の街中を散策します。
・近江八幡の町並みのマップ
・鳥居付近の飛び出し坊や
静かなメインの通り、交わる路地は狭い道です。一般的な住宅街にたまに歴史的な和風の建物が混ざっている感じの雰囲気です。
・道の左を進みます
・風情な住宅街
交番付近で右に曲がり、静かな住宅街にヴォーリズ記念館がありました。要予約のようで外観のみ見ました。
・交番も風情な造形
・ヴォーリズ記念館
ヴォーリズ記念館を過ぎて最初に右に曲がる細い通りに入り、ずっと真っすぐ進んでいきます。
・細い道にも蔵などが見られる
・横道にも風情な街並み
途中の仲屋町(すわいちょう←絶対読めない)通りは特に古い建物が多めで印象的でした。
・仲屋町の建物群
さらに進み、和風建築だけでなく記念館や教会など洋風建築もありました。
・狭い道も風情
・洋風の建物も見られる
・細い道を進みます
町並み・新町通り~
新町通りに出て右に曲がります。新町通りは古い建物が集中していて最も風情な町並みのエリアです。ここまで街中散策も日差しが熱かったです。
・新町通りの町並み
・丸いポストがある交差点付近
・この先は資料館や文化財の建物がある最も濃いエリア
最初の通りに出たので右に曲がります。ヴォーリズと少女の像があります。
ロープウェイ付近の駐車場に戻りますが、鳥居の手前の和風建物群の路地を経由して川に出たら風情な雰囲気を味わえました。
・道路沿いに和風の建物群が並ぶ
・路地に入れます
・路地裏の店舗が良い雰囲気
・ここをくぐると八幡堀に出ます
・八幡堀の白雲橋へ戻った、やはり良い場所
この後に本当はこの山麓沿い近くにあるラコリーナに行きたかったのですが時間不足…。バウムクーヘン好きとしてはクラブハリエのを食べたかったです。
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以上で彦根・近江八幡エリアの旅行を終えて帰路に就きます。
終わりに
元々行く予定だった彦根城、安土城の他に八幡山城を加えた3つのお城に行く事ができて歴史を感じることができました。近江八幡の町並みも良い雰囲気でした。
それぞれの山を歩いてかなり体力を使い、とにかく暑さにとても悩まされました旅でした。真夏のお城は苦労するし無理しないことが大事だと改めて感じました。
平野と山と琵琶湖という滋賀県らしい雰囲気を感じられました。どこからでも琵琶湖を意識してしまいますね。どことなく関西の雰囲気も感じられ、非日常を味わいました。
今回無理だと判断してプランから外していましたが小谷城や観音寺城はもっと大変そうですね。まだまだ歴史的な見どころがある滋賀県、またいずれ訪れることが楽しみです。
※これで12現存天守は残り松江城だけになりました。
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