【彦根・近江八幡旅行】(2) 安土城 ~ 織田信長の城跡を体感・想像
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。
8月の滋賀旅行2日目の最初は安土城跡に行きました。安土城といえば織田信長の城として有名です。現在はどのような姿なのか見ていきます。
安土城郭資料館
まずは安土城郭資料館へ行きました。JR安土駅に隣接しています。無料駐車場あり。
・安土城郭資料館のマップ
・JR安土駅の南口(背後に駐車場)
・右が安土城郭資料館(左は地下通路?駐輪場?)
この建物も城郭風で雰囲気があります。
ここで各種パンフレットや御朱印などがあり、安土城と観音寺城の両方の100名城スタンプを押せます。観音寺城も近くにありますが安土城よりも大きな山にある城跡です。
そしてここには安土城天主の模型があります(安土城は天守ではなく天主と書くようです)。中を割った構造で、内側からその構造も覗くことができ、天主の規模の大きさを実感できます。
・大きな石垣の上に立つ大きな天主
・上層階の八角構造と鮮やかな色彩が特徴的
・建物を割った形の模型で中が見られます
石垣の中央部は地下1階のようにへこんでいて、その外周の石垣を覆う上に建っています。天主中央部には高さのある大きな空間があり、その周りに廊下や部屋があります。
・天主の断面
・反対側の断面
・階段の上に入口の玄関
この天主模型のイメージを頭に入れて、安土城跡に向かいます。
安土城
駐車場周辺
安土城跡の山の麓にある駐車場へ。ガイダンス施設やお手洗いがあります。滋賀県名物の飛び出し坊やを見つけました。
・安土城のマップ(駐車場は南のP)
・駐車場付近にガイダンス施設とお手洗い
・安土城の山並み
・安土城の山への入口
・安土城の山の地図、赤い線が順路で行ける場所が決まっています
真夏で暑く、セミの声が響きます。
・道の左右には石垣の区画がある
入山口に向かうと、「この山トイレなし」という表示の通りですので準備を済ませます。なお飲み物の自販機も入口周辺のが最後で、山中にはありませんでしたので準備を。
・この先トイレなしの看板
・山への入口
入口~分かれ道
それでは安土城の天主跡へと向かいます。安土城というよりも総見寺(信長が建立)の寺域として入場する感じです。入山料は大人700円(この時点で)でした。
最初はまっすぐ登る階段と、両脇に大名の屋敷の区画跡があります。石垣が敷き詰められています。
・中央の階段と左右に屋敷跡
・参考:安土城のクリアファイルより
・左には羽柴秀吉の屋敷跡
・石垣の上の同屋敷跡
・階段を登って右にはお寺、総見寺の建物です。鐘があります。
(関係ないですがここにカラフルなトカゲがいました。)
・階段が続き左に曲がります
この先はさらに急階段に変化して疲れてきました。ゆっくりと登ります。麓と比べるとセミの声に加えて緑の木々、自然の香りで山の中という感じに。下からはさっきの鐘の音が聞こえます。
・きつい急階段に変化、ここが一番疲れます
分かれ道~本丸
高木が林立する所に分かれ道があるので右に曲がり、階段を登っていきます。
・右に曲がります
・階段を登ります
・石垣がある門跡、黒金門。左はお墓でした。右に進みます。
・石垣の右側を進みます
・仏足石の所で左へ
・本丸西虎口に到着
天主はこの右の本丸から入りますが、左の階段から二の丸に寄ってみます。
・二の丸には織田信長のお墓、信長公廟があります
・虎口に戻り右へ進むと本丸へ
終始セミの声、木々、自然の香りという遺跡感ですが、元はお城の建物が並んでいた山肌で、歴史を想像してみると不思議な感じです。
本丸は開けた広場です。椅子がありました。
・本丸の広場
左側から天主台へと階段を登ります。
・石垣の所の階段を登る
天主台手前の最後の階段へ。ここは模型で見た入口の階段だと思われます。
・天主への最後の階段
天主台
石垣に囲まれた礎石に到着。ここは天主があった所でその地下の部分です。
・天主跡に到着、礎石が点在
・周囲を囲っている石垣、今は木が生えている
そこにあった看板によると実際はもっと広くて高かった石垣で、その上にあの資料館の模型のような巨大な天主がそびえたっていたというのです。
・解説の看板
中央部の高さがある空間、その周囲の部屋や廊下、八角形で色彩豊かな最上階部分。今は建物がなく自然の中で直接の痕跡はありませんが、想像してみるとここにあの大きな建物があったのだと、織田信長の力を思い知ることになります。
石垣に架けられた階段を登った所から少し琵琶湖方面の景色が見られました。
・階段を登り石垣の上へ
・石垣の上を歩く
・林間からの琵琶湖の景色
・一番奥の地点へ
・ここからも琵琶湖の景色
天主からはもっと高い視点から眺めていたのでしょう。当時それがどれほど凄い事だったか、想像力をはたらかせます。
安土城天主跡、その場に実際に来てみて感じることが確かにありました。資料館の展示を見ていなかったらそこまでリアリティを感じることはなかったはずなので役立ちました。
1つ思った事は、安土城の再建したらという意見がありますが、実際に現地を訪れたらこの遺構のまま残して欲しいと思いました。
分かれ道~総見寺跡
さて天主台を後にして下山していきます。
さきほどの分かれ道まで戻ったら、今度は右に曲がって行きます(元来た方向からは直進)。
・階段を下り分岐を右へ
道は下るのかと思ったら再び登る道になりました。
・しばらく少し登る
登り切ったら総見寺跡に到着します。信長が創建した寺で、本堂跡や三重塔があります。少しだけ琵琶湖方面の景色が見えます。
・総見寺跡へ、三重塔が印象的
・階段を下って仁王門をくぐります
さらに下って地上近くに到達しましたが、百々橋への道はフェンスで閉鎖されており通行止めでした。
・百々橋の手前
左のほぼ水平の林道を進んでいき、最初の屋敷の区画に合流しました。
(当初は百々橋口から出るつもりでしたが、パンフレットやWebサイトでもそこは通行止めと表示しています)
・平らな道を進む
・最初に見た羽柴秀吉の屋敷跡に出た
・安土城を後にします
これで安土城跡の散策を終えました。真夏に山を登ってかなり汗をかいて疲れました。
駐車場前のガイダンス施設でお手洗いと休憩とお土産買いをしました。
・お店前の飛び出し坊や
繰り返しになりますが、入城(入寺)すると飲み物の自販機やお手洗いはありませんのでご注意を。
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昼食
昼は近江八幡への道中にあった近江ちゃんぽん屋さんで食べました。
夏にぴったりの冷やしラーメン。ゆず、玉ねぎ多め、さっぱりした味でした。
次は近江八幡を散策します。
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