【香嵐渓・大井川鐵道旅行】(5) 大井川本線・SL列車乗車 ~ 勇壮な姿と重厚な乗り心地・ここだけの体験

95歳と76歳がタッグを組む現役のSL列車、勇壮・レトロで重厚な乗車体験を堪能しました。
こんにちは、旅行散策と一眼レフ撮影を楽しんでいる「みやだい」です。2025年11月の香嵐渓・大井川鐵道の旅行、2日目は大井川鐵道旅行に乗車しました。
アプト式とはまるで別の路線、振り幅の大きいギャップの乗車体験で貴重なレトロ車両を体感しました。
今回は大井川本線のSL(EL先頭)に乗車した体験、新金谷駅の車両達、帰路の富士山を写真と共にまとめました。
大井川第一橋梁とSL
川根温泉笹間渡駅の少し下流側にある道の駅川根温泉へ、ツアーのバスを下車します。売店や休憩スペース等があり沢山の人で賑わっていました。温泉施設もあるようです。
・道の駅
建物裏手の川の土手に出ると目前には幅の広い大井川が流れ、大井川鐵道の大井川第一橋梁が大きく横切っています。
・大井川第一橋梁のマップ(道の駅は東岸)
・川沿い下流方向
・温泉施設がある
・大井川第一橋梁、大きな川を渡る
そろそろSLが来る時間になり、午後の逆光方向ですが橋を渡るSLを狙います。遠くから「ボォーッ」と汽笛が聞こえて近づいてきます。
・橋のSLが接近
・ズーム
SLはゆっくりと橋を渡ります。近くまで来ると「シュッシュ」と音をたてて「ボォーッ」とけむりを吹く、その重厚感のある勇ましい姿は特別感があり注目が集まります。(走行鉄道は撮影方法が難しいので研究せねば)
・橋を渡るSL
・煙を吐く勇壮な姿
・SLと客車(一両目は黒っぽい)
・オレンジ色の客車の後ろにはEL(電気機関車)
・ELも重厚感がある
今やSL自体が貴重だし長い橋を渡る姿を良いアングルで見られる、とても見ごたえのあるスポットでした。
大井川本線・SL列車
乗車
SLが去ると駅に向かって沢山の人が流れていきます。川根温泉笹間渡駅は不通区間の境となる現在の大井川本線の仮終点駅であり、自分達もその折り返しSLに乗るので一緒に向かいます。
・線路沿いには茶畑
・線路沿いの歩道を進む、橋梁側の線路
・駅側に列車が見える、沢山の人が向かう
川根温泉笹間渡駅は街並みから外れた林の中にあるような場所で、列車がそこにはみ出して止まっています。
・川根温泉笹間渡駅のマップ
レトロで重厚なEL(電気機関車)がこちらを向いており、機回しをしないのでそれが先頭になります。ヘッドマークは「さくら」、SLは一番後ろになります。
・停車するEL、SLに負けない重厚さ
・ELの側面、大きな存在感
・オレンジ色の客車へ(ホームからはみ出している)
・2両目から乗車します
車両編成は、
←進行方向・新金谷方面
[EL][客車][客車][客車][客車][客車][SL]
指定座席の1両目へ、乗車すると中は古い客車という感じで暗くて補修跡も結構あり、全体的にレトロな造形です。私は馴染みがないですが年代によっては懐かしさを感じられるでしょう。
・客車内
・天井
・網棚
・窓のロック
・天井、扇風機と補修跡あり
この時点でもさっきのアプト式を含む井川線とは全く違う乗車体験という感じです。この振り幅の大きさが大井川鐵道の魅力でもあります。
走行
時間になり走り出すと重厚なジョイント音がしましたが、客車が重たいこともありそうです。ゆっくりと走り重厚な振動は独特で、軽量化が進んだ近年の鉄道では味わえない体感です。揺れるにしても重さで揺れが押さえられてる面もありそうです。まずは広い大井川第一橋梁をゆっくりと渡りました。
※車窓はスマホ写真
・大井川第一橋梁を渡る

最初の停車駅の家山駅へと向かいます。上流側もそうでしたが静岡県らしく美しい茶畑の風景が印象的です。沿線から撮影する人の姿も見られ、注目の列車だと実感できました。
・茶畑の風景が広がる
比較的大きな町並みがある家山駅ではきかんしゃトーマスの仲間のパーシーがいました。しばらく停車しましたがホームに出る時間的余裕はなかったので車窓より。
・家山駅とパーシー

・駅名標とホーム

客席のボックス席は狭くてひざが付きそうな感じですが、乗車中にひざの上でお弁当を食べました。「茶飯弁当」川根茶100%使用、地域の素材を使ったお弁当で静岡の郷土食の黒はんぺんが印象的でした。こういう体験が良いですね、美味しくいただきました。
・茶飯弁当

家山駅を出発して少し先には「家山の桜トンネル」があるようですがオフシーズンなので分かりませんでしたが、紅葉がきれいな場所がありました。
・家山の紅葉
乗車感覚について、車間を渡す足元の板はよくぶつかって音を立てる(車間ドア開いてる)し、外との出入りの扉は手動でありこれらも独特な要素です。
窓は開けても良いようでしたが閉めたままにしました。たぶん誰も開けてなかったと思われるし、トンネルでは煙が入りそうですね(SLは後ろだけど)。
小さな集落にある福用駅を通過します。三角屋根の独特の駅舎が見られました。
・福用駅


・茶畑の風景
森の中にある神尾駅はタヌキの置物が並べられていて幻想的な雰囲気です。
・神尾駅とタヌキ


乗車中は複数の売り子による車内販売で活気がある声が響いていました。その人の会話の中で客車が70・80歳、 SLは95歳と聞きました(調べたらELは76歳)。歴史のある車両が現役で走っているのは貴重ですね。
ELのすぐ後ろの車両ですが走っていて動力の音は聞こえず引っ張られる客車という感じで、たまに汽笛が聞こえました。
車窓はずっと左に大井川、右は茶畑や斜面など山側で川も見たかったですね。
終盤は開けて街中へ入り車窓は変化します。合格駅や門出駅という縁起の良い駅名は独特ですね。
・街中の道路沿い
・街中の茶畑
・合格駅
そしてSL終点の新金谷駅へと到着しました。名残惜しいですね。
・車内の様子
新金谷駅
ホーム
EL・SL列車は新金谷駅に到着しました。JRと接続する金谷駅の1つ手前で、大井川鐵道の拠点駅という感じです。下車したホームや留置線では様々な車両が見られました。
・新金谷駅のマップ
・重厚なEL
・ブルートレイン
聞いた話でトーマスは車庫で修理中らしいです(奥の車庫で少し見えた)。元東急、近鉄の車両、ブルートレインなど懐かしい車両の宝庫です。
・車庫と右奥にトーマス
・乗って来た客車
・客車とホーム
隣のホームでは近鉄の特急だった車両が停まっています。2両編成の普通列車の金谷行きです。
・元近鉄特急車両
・ホーム屋根の木組み
ホームを移動すると客車はSL寄りの5号車が黒い車体でした(SLと景観を揃える?煙対策?)。
・SL側は黒い客車
・SLの後方
運用を終えて停車中のSLの正面には撮影者が集まりました。小さく煙を吐き続けていて定期的に大きめにシュッと噴き出していました。
黒い車体で重厚感があり、配管などとても複雑な構造です。間近で見られて本当にかっこいいです。SLの煙突の真横では水分が飛んできましたが噴出した水蒸気?間近ならではの体感ですね。
・SL正面
・SLとホーム
・重厚なSLにズーム
・SLの足回り
・SLの運転席
・SLの上部
・隣には元近鉄特急と機関車
・ホームにSLと電車が並ぶ
・SL前方
・青い客車1両
ツアーのバス時間までゆっくりと駅構内を体感しました。駅舎へ向かう構内踏切へ、ホームの下り方向側は単線に合流する線路で、何か作業をしてました。
・上り方向
・下り方向
・ホームを振り返る、名残惜しい
・駅舎へ
駅舎と外
駅舎内では駅スタンプを見つけたので捺しました。他の駅にもあったかもしれませんが今回の旅で唯一になりました。
・駅舎内
・駅スタンプ
・駅舎外観
駅舎脇の小公園からはSLの姿や元近鉄列車(普通・金谷行き)が発車していくのが見えました。お手洗いはその横にあります。
・駅舎脇の小公園
見忘れましたがバス駐車場の奥に転車台があったようでそちらも見ればよかったです。
・駐車場の線路模様
バスに乗車、ツアーとしてもらったSLをイメージした黒いアイスはチョコレート味でした。大井川鐵道の乗車証明書ももらって良い記念です。
・SL黒アイス
・乗車証明書
こうして大井川鐵道の乗車を終えました。念願だったしとても充実していて楽しめました。
帰り・富士山
帰りの東名高速、島田金谷ICから新東名に乗り色づく山々が見られました。
そして晴れていたし左側特権で富士山がずっと見られました。何度か異なる角度で、フェンスなどが横切りますがすぐ山に隠れるのでためらわずに撮ると良いですね。
・安倍川
・富士山と山並
・富士山と広い町並み
・富士山沿い
・富士山をズーム
・西日と富士山
・西日と富士山ズーム
足柄SAで休憩、少し富士山を背景に。
・足側SA
この先は渋滞でゆっくり、空はすっかり暗くなりました。時間がかかってる印象ですが日が短い時期でまだそれほど遅い時間ではなかったです。18時ちょうどに町田ルミネ前に到着、帰途に着きました。
おわりに
香嵐渓と大井川鐵道を1泊2日のツアー旅行で巡りました。1日目の愛知県の紅葉の名所・香嵐渓は雨でも本当に美しかったです。
大井川鐵道はずっと乗りに行きたかったのですが、個人ではなかなかプランを立てるの大変だと感じており、ツアーを利用して行けて良かったです。天気にも恵まれました。
行きのバスからも川の景色や茶畑の風景などを楽しめたし、鉄道と片道ずつでむしろ良かったです。
大井川鐵道自体はダイナミックな自然とレトロな鉄道の組み合わせで、2種類の性格が異なる乗車体験を楽しめました。貴重な車両に魅力的な観光路線で、ここだけの体験でとても充実していました。
大井川沿線にはまだスポットがあるしまた乗りに行きたいです。そして何年も続く不通区間の復旧を願っています。
※井川線は2026年7月から観光列車化しています。
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