【旅行まとめ】新潟旅行:新潟市街地(古町、萬代橋、朱鷺メッセ)・佐渡島
4月に新潟旅行に行きました。
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今回訪れたのは新潟市の中心部と佐渡島、前日泊で現地入りし、実質1日で回る足場やな旅となりました。
新潟市の中心地は日本一長い川である信濃川の河口部に位置し、西岸には古くから祇園のような遊郭・花町として栄えている「古町」、東岸には新潟駅周辺、2つの繁華街を萬代橋が結んでいます。
今回は古町・萬代橋・柳都大橋と、川沿いにある新潟市歴史博物館、超高層ビルの朱鷺メッセ万代島ビル、新潟港(西港の一部の客船港)を訪れ、船で佐渡島へ渡りました。
佐渡島では両津港から標高850mの白雲台展望台と、トキの森公園を訪れました。
古町周辺
■古町アーケード商店街「ふるまちモール」や三越などのある繁華街。NEXT21は新潟市で二番目に高いビル。
■萬代橋・柳都大橋新潟のシンボルで300mを超える萬代橋は重要文化財。柳都大橋(りゅうとおおはし)は河口部に近年できた橋。
■新潟市歴史博物館みなとぴあ明治・昭和初期の建物が並ぶ博物館。
新潟港周辺
■朱鷺メッセ万代島ビル周囲を一望できる本州日本海側で最も高い高さ143mの超高層ビル。展望台は無料。
■新潟港(佐渡汽船)佐渡島等を結ぶ客船の港。高速船(ジェットフォイル)で佐渡へ渡る。
佐渡島
■佐渡島沖縄本島に次ぐ大きさの佐渡島。
■佐渡島・白雲台展望台大佐渡山地の標高850mの展望台から国仲平野を一望。
■佐渡島・トキの森公園特別天然記念物トキを観察できる施設。
まとめ
新潟市中心部は大河信濃川の河口にあり、幅広い信濃川の存在感と両岸に渡る繁華街から、この川と共にある街という印象を受けました。萬代橋は歴史が長い(初代は明治19年)だけでなく、新潟地震にも耐えたという事も親しまれているきっかけの1つだったとか。
萬代橋の長さに驚いた、と書くつもりでしたが、調べてみるとかつては川幅が倍以上もあったという。上流から日本海に注ぐ大河津分水、関屋分水という2つの人工の分流とダムによって、川幅を縮めることができたということらしいです。
大河の河口部にある都市という事情からも洪水などの水害は切実だったと想像できます(京都の嵐山も去年氾濫し被害を受けました)。その対策のおかげもあって今の大都市新潟が成り立っています。
※関屋分水ができたことで古町を含む地域は島状になり新潟島と呼ばれているそうです。
佐渡島について。たぶん初めての離島の訪問だったと思います。船で佐渡島に近づくと想像以上の大きな山(大佐渡山地)が見えて驚き、島の大きさを実感しました。佐渡といえば朱鷺(トキ)の保護・繁殖で知られています。
朱鷺はニッポニア・ニッポンという学名で、まさに日本を象徴する名前を持った鳥でありながら、日本での野生の朱鷺は絶滅、現在は中国からの朱鷺を繁殖させています。実際に保護されている朱鷺の様子を間近に見て身近に感じると共に、人間が絶滅させてしまったという事実に複雑な思いでした。また佐渡市、新潟県、日本に大切に保護・飼育されている事を実感しました。
島は自然豊かな美しい田園風景の広がる里山の風景。新潟県本土にも似つつも離島であることはなんだか不思議な感覚。足早でしたが来る事ができてよかったです。
※各所のより詳しい写真は新潟旅行2014の写真ページに掲載しています。