小田急線複々線が完成した日に新ホーム駅(登戸、世田谷代田、下北沢、東北沢)に行ってみた
普段利用している小田急線の登戸~代々木上原間の複々線が完成しました。
3/17のダイヤ改正に先立ち、3/3から梅が丘~代々木上原の複々線化区間の緩行線と、登戸駅の1番線が使用されるようになりました。その当日に登戸、世田谷代田、下北沢、東北沢の様子を見に行ってきました。
真新しい地下空間とホームは新鮮で、駅では同じように撮影をする人を何人も見かけました。複々線区間は現在は新宿行きの各停のみが発着しますが、3/17からは千代田線行きの急行、準急なども発着するようになります。
登戸駅
現在の高架駅になった時から1番線は欠番状態でした。それはホームの下り側の土地確保ができなかったためで、仮に壁でふさいだ状態になっていました。その後土地問題が解決して工事が完了し開通しました。その際ホームは少し上り方向に移動しています。また北口改札もこの日から使用開始されました。
・完成して利用開始した1番線ホーム
・1番線に各停が停車
・多摩川方面に延長されたホームは狭い
・北口階段と改札、新しい匂いがする
世田谷代田駅
今までは地下2階の急行線に仮設ホームを設置して各停を発着させていました。地下1階で建設中の緩行線の線路上の仮足場を渡り、その先の階段やエレベーターでさらに降りる構造でした。現在は仮足場が外され、階段やエレベーターが線路の向こうに取り残された構造になりました。(ちなみに梅が丘駅の停車位置は変化なし)
・真新しい地下トンネル
・新しい緩行線ホーム、ホームには柵がある
・取り残された形となった階段とエレベーターが独特
・下り側、地上出口
下北沢駅
今までは地下2階の急行線ホームのみが使われ、建設中の地下1階はエスカレーターの中継地点でした。その地下1階が緩行線ホームとして開通しました。ホームの雰囲気は急行線と似ていて迷っている人もいました。ダイヤ改正までは新宿行きの各停のみですが、3/17以降のために「千代田線方面」も書かれています。
・下北沢駅の新しい緩行線ホーム、ホームには柵
・いずれは千代田線方面の列車も発着する
・新しい地下トンネル
・2階層のホームは前後に少しずれている
東北沢駅
中心の島式ホームを挟んで上下二本ずつの線路があり、内側の緩行線に仮足場が組まれて外側の急行線で発着できる構造でした。その足場が外されて緩行線が開通しました。急行線の下り側は緩行線よりも勾配が大きく、段差が大きくなったホームの途中からは壁で隔てられています。
・東北沢の緩行線ホーム、ホームには柵
・1方向に2つの線路が並ぶ
・急行線は勾配が急、途中から別トンネル
・下り側トンネル
・先端付近から見た上り側
真新しい空間は何かワクワクしますね。特に地下3駅は三者三様で面白いです。3/16までは既存ダイヤのまま各停のみを移動させた限定的な期間で貴重でもあります。ダイヤ改正後はまた流れが大きく変わり、複々線の効果を発揮してより速く便利になるはずなので楽しみです。