【小散策】常に変化する渋谷の街 ～ 渋谷駅にあった東急百貨店東横店が解体中

先日用事があって渋谷に行きました。渋谷駅には東急百貨店東横店がありましたが、2020年3月31日に閉館し解体が行われています。

・渋谷駅の場所

渋谷といえばいつも混雑しているスクランブル交差点。その前のハチ公口から見た百貨店跡。建物もがなくなり奥にあるヒカリエ、スクランブルスクエア等の高層ビルや空が見えるのが新鮮です。

京王井の頭線のホームがあるマークシティ側から歩くとかつては玉川改札へと直進できましたが、右に迂回する通路ができています。そこにある窓から百貨店跡や銀座線の引き込み線部分の生々しい工事現場を覗くことができます。

通路はかつて「しぶそば」があった階段につながり、それを登って銀座線のホームの先（引き込み線側）から覗くと、JRホーム上部がオープンになり、スクランブル交差点周辺のビルが見える状態です。

東口に回るとそこにも元の建物はなくオープンな状態で、南側には渋谷スクランブルスクエアがそびええ立ちます。

渋谷ストリーム前からはかつてより近づいた埼京線のホームが見られます。

南口側の建物は形が残っていますが解体が行われています。奥の桜丘地区は大規模に再開発中です。

渋谷駅そのものだった慣れ親しんだ東急百貨店がないのが不思議な感じでした。再開発が進む渋谷の中心地で、建物が惜しまれつつ解体される様子と少し開放的な状態の空間が見られました。

いずれは再開発で全く別の姿に変貌し、百貨店があった痕跡もなくなってしまうのでしょう。たまに来るたびに通路が変わっていたり姿を変える渋谷の街、歴史を惜しむ間もなくその進化は止まりません。