「みやだい」の日記

みやだい日記 * タグ[ファゴットの扱い方]の日記一覧

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■投稿日時:2018/04/17(火) 13:34  ■カテゴリ:MUSIC

4月になり吹奏楽部、管弦楽部で新入生が入る時期になりました。そこで改めてファゴットの扱い方のおさらいをしましょう。特に置き方について重要な3つの注意点があります。

1.角への立て掛けは禁止。倒れて破損します。
ファゴットは角への立て掛けは禁止ファゴットは角への立て掛けは禁止
2.椅子や机に横に置くときは必ず底にたまった水を抜く。防水加工になってないベル側の管が腐ります。(U字管を外すか、分解しダブルジョイント細い側から水を出す)
ファゴットを横に置くときは水を抜いてからファゴットを横に置くときは水を抜いてから
3.水分がたまった状態ではベル側に水が流れないように持つ。(持ったりひざの上に置くときもベルは下向けない)
ダブルジョイントの太い側に水を流してはいけないダブルジョイントの太い側に水を流してはいけない
ファゴットを扱う上でとても重要な基本事項です。先輩がやってしまっている事もあるでしょうが、これを機会に直して下さい。高い楽器でもあるので、壊したり腐らせたりして弁償することにならないよう、正しく大切に扱いましょう。

この手間を軽減するのがスタンドです。ハーキュレスのバスクラリネット/ファゴット兼用のスタンドが安くて6000円で売ってるのでぜひご検討を。



・ファゴットのスタンド(リーズンスタッフ製)
ファゴットはスタンドを使うべきファゴットはスタンドを使うべき
また顧問の先生はこういう手間のかかる楽器だという事をぜひ理解してあげて下さい。ファゴットは大切に扱えば長く使える楽器です。大修理をしたり買い換えたりすると大きな出費になりますので、大切に受け継いでいって下さい。



タグ:音楽 ファゴット ファゴットの扱い方コメント(0)

■投稿日時:2015/12/14(月) 13:42  ■カテゴリ:MUSIC

ファゴットの扱い方シリーズの第4回目です。

※学校の吹奏楽部、管弦楽部などで先輩ファゴット吹きが居ない状態で顧問の先生もファゴットの扱い方が全く分からないというケースを想定して、私の経験を元にファゴットの取り扱いの基本事項についてかなり細かく書いていきます。文章では伝わりにくい部分もあるので経験者に直接教わるのがベターではありますが、参考になれば幸いです。



4-1.ファゴットの分解方法


分解する順番は組み立て方の逆順になります。

まずリードを根元の糸が巻いてある部分を持って回して外します。

次にボーカルを外します。組み立て時同様に湾曲部をやさしく手で包み込むように持ち、少しずつ回しながら引き抜きます。
ファゴットのボーカルを外すファゴットのボーカルを外す
次に対応機種の場合、バランサーを外します。
ファゴットのバランサーファゴットのバランサー
次にベルを外します。キーを軽く押さえてタンポが閉じた状態にし、少しずつ回しながら引き抜きます。
ファゴットのベルを外すファゴットのベルを外す
次にジョイントフックを外します。
ファゴットのジョイントフックファゴットのジョイントフック
次にロングジョイントを外します。
ロングジョイントを外すロングジョイントを外す組み立て時同様にキーがテナージョイントにぶつからないように注意しながら左右に少しずつひねりながら引き抜きます。
ロングジョイントの親指キーロングジョイントの親指キーロングジョイントの小指キーロングジョイントの小指キー
次にダブルジョイントからテナージョイントを外します。テナージョイントから下方に伸びているキーがダブルジョイントに触れない範囲で少しずつひねり抜きます。
キーがぶつからないように注意キーがぶつからないように注意底に水がたまっている場合、ダブルジョイントを横にしないように注意が必要です。
最後にハンドレストを外します。

4-2.ファゴットの掃除方法


ボーカル内の水分を吹いて飛ばします。特にコルクが濡れた状態にならないようにします。そしてボーカルスワブを通します。

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ダブルジョイントとテナージョイントは管が膨らんだ形をしていてトーンホールが長く、そこに水が留まりやすいので、各トーンホールを外側から息を吹き付けて水分を管内に集めます。

そしてダブルジョイントとテナージョイントにスワブを通します。方法は前回の記事を参照

次にタンポに残った水分を取るためにクリーニングペーパーをはさみます。特に一番底にあるAbキーは最も注意すべきです。

おすすめ例:


水分の取り除きが完了したら各パーツをクロスで表面を拭き、ケースに収納します。

リードは根本から息を何度か吹き込んで内外の水分を飛ばします。水分が残ると特に夏はカビが生える原因になるので注意が必要です。リードは専用のリードケースに入れて下さい。購入時の個別包装容器はあくまで仮のもので水はけがよくありません。

これで楽器の片付けが完了しました!


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【関連】ファゴットの扱い方



タグ:音楽 ファゴット ファゴットの扱い方コメント(0)

■投稿日時:2015/05/19(火) 20:13  ■カテゴリ:MUSIC

ファゴットの扱い方シリーズの第3回目です。

※学校の吹奏楽部、管弦楽部などで先輩ファゴット吹きが居ない状態で顧問の先生もファゴットの扱い方が全く分からないというケースを想定して、私の経験を元にファゴットの取り扱いの基本事項についてかなり細かく書いていきます。文章では伝わりにくい部分もあるので経験者に直接教わるのがベターではありますが、参考になれば幸いです。



2018/03/09 「水の抜き方」を前に移動しました。

3-0.ファゴットと管内の水分について


ファゴットはクラリネット等と比べるとその構造から管内の水分を取るのに手間がかかる楽器です。クラリネット等はベルから水が流れ出るのに対し、ファゴットは底のU字管に水がたまっていくのが特徴です。特に気温の低い冬にはU字管に水がたくさんたまり、吹いていてボコボコと水の音がすることがあり、そうなってしまった場合は水を抜く必要があります。また、他の木管楽器同様に休憩時など定期的にスワブを通す必要があります。

スワブを通すべき箇所は基本的にテナージョイントとダブルジョイントの細い管とU字管です。ダブルジョイントの太い管側(最下部を除く)、ロングジョイント、ベルは水分が直接通らず結露することもないためスワブ通しは不要です

スワブを通す前にボーカル、ロングジョイント、テナージョイントを外す必要があります。スワブはしっかり広げてねじれを直してからゆっくり通して下さいスワブが詰まってしまった場合は無理に抜こうとすると管が割れたり傷が付く可能性があるので、そのまま楽器屋へ持っていって下さい。特にテナージョイントの方が管が細いので詰まりやすいです。


3-1.水の抜き方


スワブを通す前に、まず底にたまった水を抜く必要があります。

【方法1】
U字管キャップ、2つのネジ、U字管を外し、U字管にたまった水を抜きます。
※スワブがテナージョイント用、ダブルジョイント用が別々の場合に向いた方法です。
※スワブを通さない場合は、各ジョイントを分解せず楽器を持ったまま下方で作業をします。
U字管キャップを外すU字管キャップを外す
【方法2】
ダブルジョイントを細い管側が下に来るように傾けて水を流して出します
※スワブが両ジョイント共用の場合に向いた方法です。
水を抜く水を抜く
この時途水が流れる部分のキー、特にC#トリルキー(ハンドレストの上)のトーンホールに水が入らない角度になるように注意します。
C#トリルキーC#トリルキー
水が入ってしまった場合はキーを開いた状態でトーンホールに鋭く息を吹いて管内に水分を吹き飛ばし、クリーニングペーパーでタンポの水分を取ります。
また、管の太い側は防水加工されていないため水を流してはいけません
ファゴット・防水加工有無ファゴット・防水加工有無
休憩時間が短かい場合、すぐに復帰しないといけない曲中の場合等、スワブを通す暇がない場合はこの段階で再び楽器を組み立てます。

3-2.スワブの通し方


ファゴットのスワブは、テナージョイント用とダブルジョイント用に分かれているタイプと、両方のジョイントで共用できるタイプの2種類があります。スワブのタイプ別に解説していきます。

【A.ジョイント別のスワブの場合】
テナージョイント用とダブルジョイント用の2つのスワブに分かれているタイプの場合。
おすすめ例:


1.ダブルジョイントはU字管キャップ、2つのネジ、U字管を外した状態で、細い方の穴の管の上部から通します
ファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通す
そしてU字管内と、ダブルジョイントの太い側の最下部にも水分が付着するので、スワブを指に巻いてそれぞれの穴に突っ込んで水分を取り除きます。
ファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通す
2.テナージョイントは管を逆さにして管の太い側から細い側へ通します。
ファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通す
【B.ジョイント共用スワブの場合】
両方にジョイントで共用できるタイプの場合。ジョイント別スワブと比べると布が長く、先端にはU字管内を曲がれるようにチェーン状のおもりがついた形をしています。私は1つで楽なのと安いのでこちらのタイプを使っています。
おすすめ例:


1.ダブルジョイントはまず太い管側からスワブを入れ、細い管側が下になるように逆さにして細い管側からスワブのおもりが出てきたら引き抜きます。これでU字管ごとスワブを通すことができます。
ファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通す
2.テナージョイントは管を逆さにして管の太い側から細い側へ通します。
ファゴット・スワブを通すファゴット・スワブを通す

3-3.水がたまりやすい場所の処置


水分は底のU字管に最もたまりますが、すぐ近くにあるAbキーは水分で腐食しやすいので最も注意が必要です。
AbキーAbキー
タンポに水が付着している場合はクリーニングペーパーをはさみます。Abキーは機種によって管の裏表に2つある場合もあります。

他にも水が付着したタンポがないかをチェックします。吹いていて水による雑音が入ったら周辺のキーをチェックします。その他、斜めに入っているトーンホールからも水が漏れ出すことがあり、その場合は穴から管内に息を鋭く吹いて下さい。

おすすめ例:


次回は楽器の片付け方について書きます。



【関連】ファゴットの扱い方



タグ:音楽 ファゴット ファゴットの扱い方コメント(0)

■投稿日時:2015/05/19(火) 19:56  ■カテゴリ:MUSIC

ファゴットの扱い方シリーズの第2回目です。

※学校の吹奏楽部、管弦楽部などで先輩ファゴット吹きが居ない状態で顧問の先生もファゴットの扱い方が全く分からないというケースを想定して、私の経験を元にファゴットの取り扱いの基本事項についてかなり細かく書いていきます。文章では伝わりにくい部分もあるので経験者に直接教わるのがベターではありますが、参考になれば幸いです。



2-1.楽器の持ち運び方の注意


楽器を持つときはネックストラップを付け、最低でも片手は添える必要があります。ストラップリングは重心より下方にあるため(バランサーを付けた場合も同様)、サックスのように手を離すことは出来ません。楽器の中央部を左手か右手で、テナージョイント・ロングジョイント両方を一緒に包むように持ちます。※写真はバランサーを付けています。
ファゴットを持つファゴットを持つボーカルやベルといった楽器の上部だけを持つと重みでジョイントが抜けて楽器が落下・転倒してしまうため絶対にしてはいけません

また、「楽器の置き方」の節で詳しく説明でしますが、楽器はベルが水平より下を向かないようにして下さい。

楽器を持ち歩くときは、リードとボーカルは外したほうが無難です(ステージに上がる時ぐらいはOK)。シングルリードのようなキャップはなく、リードもボーカルも鋭く尖っていて危ないです。ボーカルはベルの上から引っ掛けるように中に入れて持ち運ぶと楽です。
また、楽器自身が長いために天井や壁や譜面台や周りの人等にぶつけないように注意が必要です。
近い教室間の移動なら良いですが、長い距離の移動や一旦野外に出る場合は必ずケースにしまって移動して下さい。

2-2.練習中の楽器の置き方の注意


ファゴットの置き方には重要な注意点があります。まずファゴットは下端で折り返す構造になっていて、底のU字管からテナージョイント・ボーカル側の管内は防水加工になっていますが、ベル側の管内は防水加工になっていません
ファゴット・防水加工有無ファゴット・防水加工有無したがって、ある程度楽器を吹いて管内に結露した水がたまった状態では、楽器全体を真横にしたりベルを下向きにすると管内に溜まった水がベル側に流れてしまうので、このような置き方は絶対にしないで下さい。練習中に一時的に楽器を膝の上に置くときも、ベルを水平より上に向けるということを意識して下さい。またはストラップを外して楽器を地面に立てて手で支えます。

楽器を机や床などに横に置く時は、手間がかかりますがたまった水を必ず抜いて下さい(スワブを通さなくても最低限水を抜く。方法はこちら)。そして指孔側が下、親指キーが上に来る向きにして平らで安定した場所に置いて下さい。親指キーが下向きやハンドレストを上に向ける置き方はNGです。リードとボーカルは鋭い突起物で危険ですので必ず外して下さい
ファゴットを置くファゴットを置く
また部屋の角に立てかけると転倒・破損の恐れがあるので絶対にしないで下さい。実際にそれが原因で破損した痛々しい楽器を複数見てきましたし、滑り止めを敷く方法もお勧めしません。
ファゴットは部屋の角に立て掛けてはいけないファゴットは部屋の角に立て掛けてはいけない
スタンドがない場合は水を抜いてから置くということを必ず守って下さい。どうしても水を抜く時間がなく急いで楽器から離れないといけない場合は楽器を近くの人に持っててもらうしかありません。


このような手間がかからないためにも、楽器はファゴット専用のスタンドに置くことがベストです。可能な限りファゴット用のスタンドを用意して下さい。
スタンドに立てたファゴットスタンドに立てたファゴット様々なタイプがありますが、ハーキュレスのバスクラリネット/ファゴット兼用タイプが比較的安価に入手でき、バスクラリネットとも共用できるので学校には向いていると思います。

おすすめ例:


高いですが個人で持ち運びしやすいコンパクト軽量なタイプはこちら:


ファゴットはスタンドがないととても不自由をする楽器です。ぜひスタンドの利用をお勧めします。ファゴットを扱うからには顧問の先生にスタンドが必要であることや、ない場合はとても手間がかかるということを理解してもらう必要があります。

次回は管内の水分の取り方について書きます。



【関連】ファゴットの扱い方



タグ:音楽 ファゴット ファゴットの扱い方コメント(0)

■投稿日時:2015/04/28(火) 22:03  ■カテゴリ:MUSIC

ファゴットの扱い方シリーズの第1回目です。

※学校の吹奏楽部、管弦楽部などで先輩ファゴット吹きが居ない状態で顧問の先生もファゴットの扱い方が全く分からないというケースを想定して、私の経験を元にファゴットの取り扱いの基本事項についてかなり細かく書いていきます。文章では伝わりにくい部分もあるので経験者に直接教わるのがベターではありますが、参考になれば幸いです。

なお、こちらの本も参考になります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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1-0.大前提


ファゴットはデリケートな木製の楽器です。野外等直射日光が当たる場所や湿気が極端に多い場所、暑い場所、寒い場所では扱わないようにして下さい。
急激な温度変化も大敵であり、冬に楽器ケースが冷えた状態で暖房の効いた部屋で開いたり、夏に冷房の効いた部屋でケースを開ける時は少し時間を置いて楽器を温度に慣らして下さい。


1-1.楽器の状態の確認


ファゴットのパーツは4つの木製管と、ボーカルと呼ばれる湾曲している細長い金属管で構成されます。まずはこれらの管が割れたり大きく歪んでいないかを確認して下さい。またキーのタンポが破れていないかと、底のキャップ付近のキーの穴の木部が腐っていないかを確認して下さい。

問題があれば楽器屋へ持って行って下さい。なるべくダブルリード専門店やファゴットを取り扱っている事を明確に示しているお店が好ましいです。

例:JDR(新宿)、アクタス(=ノナカダブルリードギャラリー)(渋谷)、DAC(新大久保)、アトリエアルファ(大阪)など

ケース内のファゴットケース内のファゴット
次に、ダブルジョイント(またはブーツジョイントとも呼ばれる)の底にあるU字管を確認します。底の金属製のキャップをはずすと金属製のU字管があり、2つのネジで固定された構造になっています。※写真はかなり錆びている方です…
ファゴットのU字管ファゴットのU字管上記のように固定された状態になっていれば大丈夫ですので再びキャップをしめます。このU字管が下記のように外されている場合は取り付けて2つのネジを止めて固定してください。
ファゴットのU字管を外したところファゴットのU字管を外したところU字管の穴側には2つの穴があいた形のコルク(メーカーによっては黒いゴムのような素材)が付いています。これが欠損している場合は楽器屋へ。この部分は消耗品で定期的に交換する必要があります。

ボーカルは多くの場合は短い「1番」と長い「2番」(と刻印されている)が付いている場合が多いですが、とりあえずどちらでも大丈夫です。ボーカルも消耗品です。
その他、ハンドレストがあることを確認して下さい。

1-2.楽器の組み立て


※作業途中でジョイントがきつい場合は無理に押し込まず、楽器屋でジョイントのコルク・糸の調整をしてもらって下さい。無理に押し込むと管を破損する恐れがあります。特に長年吹いていない楽器と新しい楽器は要注意です。

1.ダブルジョイントの突起状の支柱にハンドレストを取り付けます。支柱の横からネジで固定するタイプと支柱自体がネジ回しになっているタイプ(アマティ、ヤマハ)があります。
ファゴットのハンドレストファゴットのハンドレスト
次に各ジョイントを接続していきますが、木製管のジョイント部分はコルクの場合と糸の場合があります。糸は季節によって巻き足したり外したりしてフィット具合を調整できるメリットがあり、湿度の変化の多い日本の気候に合いますが、とりあえずどちらでも問題ありません。コルクの場合はコルクグリスを薄く塗ります。

2.ダブルジョイントにある2つの穴のうち小さい方の穴に、テナージョイント(ウィングジョイント)を差し込みます。テナージョイントは大きい方の穴に沿うように膨れた形状になっているので、その曲線同士の間隔が等距離になるようにします。
ファゴットのダブルジョイントの2つの穴ファゴットのダブルジョイントの2つの穴穴の形に沿ってテナージョイントを接続する穴の形に沿ってテナージョイントを接続するテナージョイントにはキーが1つ下方に伸びているので、管を回して差し込む時にダブルジョイントにぶつからないように注意が必要です。キーがぶつからない範囲で左右にひねりながら奥に差し込みます。この時、キーを強く押さえつけないように注意が必要です。
キーがぶつからないように要注意キーがぶつからないように要注意
この時点で、テナージョイントだけを持つと管が抜けてしまう危険性があるため、そのような持ち方はしないで下さい

3.次にロングジョイント(バスジョイント)を大きい方の穴に差し込みます楽器を地面にしっかり立てて右手はダブルジョイントを、左手はロングジョイント上部を持ちます。
※写真とは違いベルとのジョイント分割位置がもっと下の仕様の楽器もあります(5ピース、ジェントルマンタイプ、ショートカットタイプ)。
ファゴットのロングジョイントを差し込むファゴットのロングジョイントを差し込むこちらも管中央部の親指キー、下部の小指キーがテナージョイントにぶつからないようによく注意しながら左右に少しずつひねりながら差し込んで行きます。両手共キーを強く押さえつけないように注意が必要です。
ロングジョイントの親指キーにぶつからないようにロングジョイントの親指キーにぶつからないようにロングジョイントの小指キーにぶつからないようにロングジョイントの小指キーにぶつからないように
この時点でも、ロングジョイント、テナージョイントを持つと管が抜けてしまう危険性がありますので、そのような持ち方はしないで下さい。

テナージョイントとロングジョイントを固定するフックが縦方向に直線状に並ぶようにし、フックを固定します。このフックはメーカーにより形状が異なり、ない場合もあります。
ファゴットのジョイントフックファゴットのジョイントフック
4、次にベルをロングジョイントの上に差し込みます楽器を地面にしっかりと立ててロングジョイント上部とベルジョイントを持ちます。ベルについているキーを軽く押さえてキーのタンポが閉じた状態にし、ロングジョイント上部に飛び出ているキーと縦にまっすぐ接続する位置へ、今までの要領でベルジョイントを少しずつ回しながら差し込みます。
ファゴットのベルジョイントを差し込むファゴットのベルジョイントを差し込む
5.そしてこれは対応機種だけの話ですが、バランサー(バランスハンガー)をダブルジョイントに取り付けます。ストラップリングの位置を楽器の中央に寄せて左手の負担が減らす器具です。
ファゴットのバランサーファゴットのバランサーバランサー対応機種にはダブルジョイント上面の2つの管の穴の他、小さい穴があいています(テナージョイントを差し込む時の画像を参照)。古い楽器には付いていない事が多いですが、なくても差し支えありません。

6.最後に、ボーカルを差し込みますボーカルの湾曲部を手でやさしく包むように持ち、テナージョイントの穴に左右に少しずつひねりながら差し込みます。薄くて曲がりやすい金属ですので力を入れ過ぎないように注意。また、ボーカルについている突起がタンポにぶつからないように注意が必要です。
ファゴットのボーカルをを差し込むファゴットのボーカルをを差し込む
※タンポのキーは開いた状態のはずです。閉じていればテナージョイントのウィスパーキーロックをOFFにします。それでも改善しない場合はキーが曲がっている可能性があります。
↓ウィスパーキー(またはピアニシモキー)ロック
ウィスパーキー(ピアニシモキー)ロックウィスパーキー(ピアニシモキー)ロック差込みがきつい場合はコルクグリスを塗ってから差し込みます。コルクが極端に変形したり破損している場合や、簡単に抜けるほどゆるい場合は楽器屋でコルクの張替えをして貰って下さい。

1-3.リードを取り付ける


※リードはJDR、ノナカダブルリードギャラリー、DACなど試奏できるお店で購入することがベストです。見た目の形状だけではリードの良し悪しの判断は困難であり、高価ながらシングルリード以上に当たり外れがあります。

リード先端部をつぶさないように糸が巻いてある部分を持ち、ボーカルの先端にしっかり固定される深さまで差し込みます。リードの向きは上下はどちらでも構いません。
ボーカルにリードをを差し込むボーカルにリードをを差し込むリードはデリケートで、先端の薄い部分を潰したり割ったり欠けたりしないように要注意です

中にはリードの根元とボーカルの形状が合わず上下にぐらつくリードもあります。その場合はリーマーという専用の道具でリードの根元を丸く削って調整することがベストですが、棒ヤスリなどでも代用可能です。

これでリードからベルまでの管が1つにつながった状態になりました。

次回は楽器の持ち運び方、置き方について書きます。



【関連】ファゴットの扱い方



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