「みやだい」の日記

みやだい日記 * タグ[管弦楽]の日記一覧

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■投稿日時:2018/06/18(月) 14:03  ■カテゴリ:MUSIC

土曜日に演奏会を終えました。基本的にオーケストラのサウンドにこだわった団体ですが、今回は1部に吹奏楽的な曲もありました。今回の演奏会を通じてのオーケストラと吹奏楽の違い等の感じた事として書いてみます。

・演奏会プログラム
演奏会プログラム演奏会プログラム
1部、ファンファーレと山寺。降りだったのでこの団体で純吹奏楽曲をやるとどんな風に聞こえるかと思っていましたが、やはりいつものオケ風サウンドとは違った元気な感じで新鮮でした。ただコントラバスが3本なのでベースはその印象が強いですね。イングリッシュホルンも存在感があり、オプション的な扱いですがサウンドが変わることを実感しました。静かな所では低音の音の中にファゴットの成分もしっかり感じる事が出来ました。よく吹奏楽ではファゴットが聞こえないと言われますが、編成バランス、サウンドバランスが適正であれば聞こえます。もちろんいたずらに騒がしい曲でなければ。

パヴァーヌは金管についてはホルン2本のみであとは降りという思い切った編成。1人1人の音がより聞き取りやすいすっきりしたサウンドでオーケストラのような繊細なサウンドを作っていました。一般的に吹奏楽はオーケストラと比べて編成や作品自体に「全員参加」的なニュアンスを感じる事があるのですが、こういう曲もぜひ取り入れて挑戦してほしいなと思います。金管が暇ならロビコンでアンサンブルをやる手もありますね。いずれも少人数でのアンサンブルは良い経験になります。

・ステージ上のコントラファゴット
ステージ上のコントラファゴットステージ上のコントラファゴット
出番の2部、大学祝典序曲と三角帽子、サウンドががらりと変わります。吹奏楽と比べてオーケストラの曲は音が薄く、弱奏部分の割合が多いです。弦楽器のサウンドを木管楽器中心に演奏し、金管楽器はあまり吹かないアレンジにすることで弱奏の雰囲気を作り、盛り上がるところと音量のメリハリが付きます。バスクラやバリサクはチェロパートですが、ユーフォなどを無理に加えないほうがすっきりしますね。ベースもチューバは大きい所だけで終始コントラバスが支配し、そこに補強的にコントラファゴット(今年は居ませんが例年はコントラバスクラ、バスサックスも)が加わります。こんなサウンドなのでファゴットの音もよく通ります。それぞれの楽器が難しい曲ですが、経験豊富な大人が多くプロの方も入っているので、良い演奏ができたと思います。

いつも思うのはお客さんの客層がどういう方々なのかということ。楽章間や曲の途中の盛り上がった後で拍手が入る場合もあります。あくまで吹奏楽団の演奏会なのでオーケストラの曲について詳しくないからかもしれませんが、ちょっと気にはなります…。

自分がファゴット吹きということもあり、吹奏楽の元気すぎてお互いを殺し合うサウンドはあまり好きではなく、この団体のようなオーケストラサウンド、原調、全楽章というコンセプトはすごく良いと思っています。軍楽隊が元になっている吹奏楽は音量が大きくオーケストラとは別物ではありますが、表現の幅を広げるにはオーケストラのサウンドも参考の1つになると思います。吹奏楽でもファゴットとコントラバスによるベースサウンドが可能だし、Fl,Ob,Cl,Fgのアンサンブルのサウンドも可能です。そのためには全体の音量を「落とす」、編成を「減らす」などの意識的な調整が必要になります。パヴァーヌは分かりやすい例で、1人1人の主体性が必要で負担が大きくなりますが、良い経験になります。吹奏楽の可能性はもっと大きいものなので、ぜひこういうスタイルの演奏も広まるといいなぁと思います。

・演奏会ホール
演奏会ホール演奏会ホール

東京リサーチ合奏団 第44回定期演奏会


【日時】2018年6月16日(土) 開場14:00/開演14:30
【場所】練馬文化センターこぶしホール
【指揮】鈴木 聡
【入場料】1,500円
【曲目】
・M.ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第1組曲、第2組曲
・C.ウイリアムズ:ファンファーレとアレグロ
・M.ラベル:亡き王女のためのパヴァーヌ
・福島 弘和:山寺にて-奥の細道の奥-
・J.ブラームス:大学祝典序曲
アンコール:
・マスカーニ:カヴァレリア ルスティカーナより間奏曲
・近藤雅俊:バースデーマーチ
演奏会チラシ演奏会チラシ



タグ:音楽 演奏会後記 吹奏楽 管弦楽 コントラファゴットコメント(0)

■投稿日時:2018/03/17(土) 10:17  ■カテゴリ:MUSIC

ストラヴィンスキーの春の祭典といえば冒頭のファゴットのソロが有名です。音域が高くて演奏が難しく、複雑な変拍子であることも難易度を上げます。そんな旋律ですが、どうやらリトアニア民謡"Tu mano seserėle"(私の妹よ)が元になっているそうです。それを「ハルサイ」と同じ調にして演奏した動画があります。

■The Rite of Spring/Tu mano seserėle


確かにハルサイによく似ていますね…!良く聞くと3拍子の旋律で、ファゴットの高音域の苦しさのイメージを抜くと素朴な印象の旋律です。ハルサイのようでハルサイではない、なんだか不思議な感じで面白いですね。

この原曲を歌っている動画もありました。

■Tu mano seserėle


これを知った上でハルサイを聞くとまた印象が変わりますね。3拍子を難解なリズムと変拍子に変え、音色もイングリッシュホルン等素直な音域ではなく少し無理をさせてファゴットに変え、原曲を崩して別のものにする。それにより、不協和音、複雑な変拍子等の特異なオーケストレーションを持つこの曲の冒頭らしい、独特の緊張感が生まれています。土俗的な曲なのであえて民謡感を隠し入れたとか、「妹」が生贄に捧げられる乙女を指してファゴットで歌い狂っている表現という可能性もありますね。

P.S.ハルサイはいつか吹いてみたいですが1stはきついので、4th Bassoon&2nd Contrabassoon のパートが良いです。



タグ:音楽 ファゴット 管弦楽 動画コメント(0)

■投稿日時:2017/12/25(月) 10:43  ■カテゴリ:MUSIC

メリークリスマス♪(*'-')<※★:゚*☆

Youtubeで「クリスマス ファゴット」で検索したら面白い曲が出てきました。

■Bassoon It Will Be Christmas


ファゴットのトリオによる協奏曲、魔法使いの弟子?かと思いきや…

様々なオーケストラの曲をクリスマス系の曲にアレンジしたメドレーになっています。

吹奏楽曲にも「はとポッポの世界旅行」という変奏曲がありますそれと似ていて、さらにファゴットが主役になっています。

魔法使いの弟子の他、フィガロの結婚、幻想交響曲、悲愴など、ファゴットが活躍する曲が多いですね。

各曲がクリスマステーマに変身する意外な展開を楽しみつつ、ファゴットの楽器紹介的な役割も担うことができます。

クリスマス限定になってしまいますが、面白いのでいつかホールで聴いたり演奏したりしてみたいです。



タグ:音楽 ファゴット 管弦楽 動画コメント(0)

■投稿日時:2017/12/17(日) 21:07  ■カテゴリ:MUSIC

横浜大さん橋での第九(4楽章)演奏を無事に盛大に終えました。

当日の横浜は風は冷たいが天気は心地よい晴れ、冬特有の澄んだ青空や空気が気持ち良かったです。一眼レフ持っていけばよかったと後悔したぐらいです。
快晴・飛鳥II快晴・飛鳥II快晴・みなとみらい快晴・みなとみらい
昼のリハーサルの終盤、開場前から既に入場の行列!開演してみると自分たちで設営した300以上の席が埋り、さらに後ろに立ち見の壁が続く光景に驚きました(スタッフによると約700人という話も!)。地区センターの時もですが、演奏会ホールとは異なり立ち見が可能なので、演奏者側からも新鮮な風景です。

・演奏した大さん橋入出国ロビー
大さん橋入口大さん橋入口
・細長い大さん橋内。突き当りで演奏し、このクリスマスツリーまで立ち見が続いたらしい!
大さん橋・クリスマスツリー大さん橋・クリスマスツリー
演奏は目前にお客さんの壁もあり、さらにライブ配信をするとのことでカメラが設置され、いつも以上に緊張しました。そんな中で重要なオブリガードのあるファゴットの1stを頑張って吹きました。今期の集大成でもあるし、リハーサル時よりしっかり表現したい意識を高めて臨みました。今回も100人の大迫力の合唱、豪華な歌ソリスト達(後述)とオーケストラで熱演し、ブラボーの声も飛び盛大に終えました。全体的に前回の地区センターよりもさらにパワーアップした演奏ができた気がします。今回は第九の4楽章と横浜市歌だけということもありあっという間の感覚でした。

・リハーサル時の演奏風景
大さん橋でファゴット演奏大さん橋でファゴット演奏大さん橋でファゴット演奏大さん橋でファゴット演奏
今回は奥の「大さん橋ホール」ではなく、人々が行き交う手前の「入出国ロビー」でのこのようなイベント企画は初めてとのことでした。大さん橋を含む横浜港は約160年前の1859年(安政6年)に開時して様々な西洋文化が入ってきた場所で、関内駅から歩く途中にも様々な「発祥の地」の石碑があり横浜生まれの自分でも驚きました。西洋音楽・管弦楽もその1つであり、そのような場所で演奏できたことは貴重であり縁を感じます。横浜市歌は1909年(明治42年)に開港50周年を記念して作曲されましたが、森鴎外が作詞した当時と比べてここ大さん橋や停泊する飛鳥IIのように今はさらに大きな港になっている事も感慨深いです。

前回の地区センター、今回の大さん橋とソリストの方々と共演しましたが、本当に凄い方達なんです。プロオケとしか共演しないような方々で、プロフィールの長い実績の羅列を見て驚きます。団長が持っているヨコハマ・ベイ・フィルの熱いコンセプト、その意欲的な取り組みにやりがいを感じて頂いて共演が実現していると聞きました。みなとみらいホールを満員にするという近い目標に向かって、さらに沢山の人と関わり合い貴重な充実した活動をしていきたいです。

大さん橋には先週のリハ同様豪華客船「飛鳥II」が停泊していました。調べるとその日の夕方に出港した後、名古屋、神戸を経て再びここ母港に戻ってきたようです。まるで巨大な建物がそこに建っているかのような客船です。いつかこの船の中で演奏できたら…というのは難しそうですが。ちなみに船のクルーの人も聞きに来てくれたようです。
巨大な豪華客船飛鳥II巨大な豪華客船飛鳥II
そしてファゴットと飛鳥II、ベイブリッジ、山下公園(マリンタワー、氷川丸)で記念撮影しました。これもなかなか実現できない共演ですね。

・飛鳥II
ファゴットと飛鳥IIファゴットと飛鳥II
・横浜ベイブリッジ
ファゴットと横浜ベイブリッジファゴットと横浜ベイブリッジ
・山下公園(マリンタワー、氷川丸)
ファゴットと山下公園ファゴットと山下公園
演奏と片付けを終えた帰り、夕暮れで表情を増す飛鳥II、みなとみらい。大さん橋は解放感が気持ち良くて港街の風景が美しい、本当に魅力的な場所です。今後も大さん橋で演奏する機会があると思いますので横浜観光と併せてぜひお越し下さい。
夕暮れの飛鳥II夕暮れの飛鳥II夕暮れのみなとみらい夕暮れのみなとみらい

横浜ベイフィルハーモニー Winter Concert 2017(横浜・大さん橋)


【日時】平成29年12月17日(日)開演:14:00
【場所】横浜港大さん橋国際客船ターミナル ※大桟橋ホールより手前の室内です
【指揮】松本宗利音
【ソリスト】S:佐藤優子、A:布施奈緒子、T:城宏憲、Br:増原英也
【合唱】YBP第九合唱団2017
【入場料】無料
【曲目】
ベートーヴェン/交響曲第九番 第四楽章
アンコール:横浜市歌
演奏会チラシ演奏会チラシ



タグ:音楽 演奏会後記 管弦楽 ファゴット 横浜コメント(0)

■投稿日時:2017/12/14(木) 23:52  ■カテゴリ:MUSIC

第九4楽章の2回目の本番は17日(日)に横浜の大さん橋客船ターミナルで行います。先日の潮田地区センター体育館での本番は用意した席を立ち見客で囲い盛大なものとなり、アンケートを見ても大好評でした。今回も100名という大勢で大迫力の合唱、普段プロオケとしか共演しないような豪華な歌のソリストの方々と共にオーケストラ演奏する特別な機会です。

先日会場でリハーサルを行いましたが、ホールよりも奥行きがずっと広い空間で、通行人に見られながらの演奏は独特な感覚でした。個人的にホール以外のパブリックな場で演奏したいと常々思っているのでとても貴重な体験です。7月にも演奏しましたが今回は合唱や歌ソリストも入るのでより存在感のあるステージとなります。

・演奏する大さん橋内
大さん橋内大さん橋内
・リハーサル風景
大さん橋内でリハーサル大さん橋内でリハーサル
この日はすぐ横に豪華客船「飛鳥II」が停泊しており、夕方には重厚な汽笛を鳴らして出港していく姿が見られました。当日はどんな船が停泊しているでしょうか。横浜開港の場であるこの大さん橋で、特に西洋音楽が入ってきた場所でもあり、ここで演奏できることはとても有意義です。

・飛鳥II
大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II
・昔の大さん橋
昔の大さん橋昔の大さん橋
大さん橋はみなとみらい、山下公園、ベイブリッジ、などの景色を一望でき、船の汽笛、カモメ、潮風など港街の心地よさを味わうことができる人気の観光スポットです。そんな素晴らしいな場所で壮大な第九を気軽に聞きに来てみませんか?夜景もオススメで、赤レンガ倉庫でも『クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫』が開催中で、年末の風物詩と共に冬の横浜をお楽しみ下さい。

・大さん橋からの風景
大さん橋からの風景:みなとみらい大さん橋からの風景:みなとみらい大さん橋からの風景:山下公園大さん橋からの風景:山下公園大さん橋からの風景:ベイブリッジ大さん橋からの風景:ベイブリッジ
・出港する飛鳥II
大さん橋の飛鳥II大さん橋の飛鳥II
会場アクセスはみなとみらい線「日本大通」駅から徒歩10分程です(JR関内駅からは15~20分)。「大桟橋ホール」よりも手前、道路が折り返す所の最初の建物内です。外は海風で寒いと思いますので防寒対策をしっかりしてご来場下さい。

・会場入口はこちら
入口入口

横浜ベイフィルハーモニー Winter Concert 2017(横浜・大さん橋)


【日時】平成29年12月17日(日)開演:14:00
【場所】横浜港大さん橋国際客船ターミナル ※大桟橋ホールより手前の室内です
【指揮】松本宗利音
【ソリスト】S:佐藤優子、A:布施奈緒子、T:城宏憲、Br:増原英也
【合唱】YBP第九合唱団2017
【入場料】無料
【曲目】
ベートーヴェン/交響曲第九番 第四楽章
演奏会チラシ演奏会チラシ
【記事】[カナロコ] 横浜大さん橋で17日にベイフィル演奏。
http://www.kanaloco.jp/article/297727
その他、神奈川新聞などにも掲載

【関連】大さん橋の写真ページ



タグ:音楽 演奏会案内 管弦楽 ファゴット 横浜コメント(0)