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「みやだい」の日記

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■投稿日時:2016/06/27(月) 20:27    ■カテゴリ:MUSIC

とっても珍しいバスサリュソフォンのソロ動画を見つけました!

■Bass Sarrusophone by Michel Jolivet


バスサリュソフォンとは?


サリュソフォンは金属管を持つダブルリード楽器の一属で、サキソフォン属と同じようにE♭管とB♭管が交互にソプラニーノからコントラバスまで存在します。現在では廃れた一属で、その中でもコントラバスサリュソフォン(E♭管)のみがコントラファゴットの代わりとして使われることがありますが希少な楽器です。

バスサリュソフォンはその5度上のB♭管の楽器で、ちょうどバスサックスと同じ音域を持ちます。コントラバスサリュソフォンのような具体的な用途はなく、より希少な楽器です。

感想


遠目にはベルの短い金属製ファゴットといった形状ですね。音色はブリブリという感じでコントラファゴットが近く、ファゴットのような木質的な柔らかさやサキソフォンのような太さとは違い、なんとも独特な音色です。以前コントラバスサリュソフォンを吹いたことがありますが、一回り小さいせいかなんだか別の楽器という感じがしてしまいます。コントラバス以外のサリュソフォンはスーパーレア級なので、この楽器がどのように入手されたのかも気になります。見た感じ新しそうなのでオーダーメイドでしょうか。今回偶然Bassを見つけましたが、いつかサリュソフォン属全部の音を聴く日は来るだろうか…(^^;)



タグ:音楽 サリュソフォン 希少楽器 動画コメント(0)

■投稿日時:2014/06/21(土) 16:10    ■カテゴリ:MUSIC

前回京都旅行の動画を紹介しましたが、もう1つ音楽系の動画を作成しました。コントラファゴットと希少楽器サリュソフォーンの音色の比較です。

◆Contrabassoon and Sarrusophone


過去にサリュソフォーンを吹いた時に色々とフレーズを録音しておいたのですが、その時と同じフレーズをコントラファゴットで演奏し、音色の違いを比べた動画です。

よく似た音色ですが、サリュソフォーンはダイナミクスがあってパワフルな演奏もできて、少し明るく派手な印象。イヤホンで聴くと違いが良く分かるのですが、サリュソフォーンは音色はどことなく低音サックス寄りな、金属的な密度のある重たい響きがしますね。バスサックスの音を聴いた時の印象と似ています。構造的にTubaxにも近いのでしょうね。

音量出せるし吹き心地もコントラファゴットより軽くて吹きやすいし、本当に実用的な楽器。興味深い楽器なのでまた吹く機会があることを願います!

他にもFagottinoの演奏動画も載せようと思います!



タグ:音楽 サリュソフォン コントラファゴット 動画コメント(0)

■投稿日時:2013/11/10(日) 16:24    ■カテゴリ:MUSIC

以前の記事エッペルスハイムの楽器ラインナップについて書きましたが、さらに濃いのが、カスタム・メードのページです。

カスタム・メードのページ

楽器一覧


・サブコントラバスサックス
前述スリムタイプのコントラバスサックスを4度低くした楽器。さらに背が高い巨大な楽器となっています。最低音はA(実音G、ピアノより低い)。

・コントラバスサックス
太くて巨大な本来の比率で作られたEb管コントラバスサックス。ベルサイズはチューバ並み、一体何kgあるのでしょう…。チューバックスのコンパクトさを実感できます。イタリアのORSI(オルジー)というメーカーもこのタイプを製造しています。

・カスタムメイドのサリュソフォン各種(アルト、バリトン、C管バス、C管コントラバス)
純粋なサリュソフォン属ではなく、最低音をBbからGまで広げたり、巻き方を変えたりして印象がかなり変わっています。サリュソフォン属のキー機構は元々現在のサキソフォンを原始的にした感じ(サキソフォン発明とほぼ同時に発明され、それ以降発展していない)ですが、これらの楽器は現代サキソフォンに準じた機構として造られているように見えます。例えばオクターヴキーが1つなのでオクターヴ機構も自動、トリルキー等もサキソフォン同様になっているように見えます。(本来のサリュオフォンのオクターヴキーは複数で手動切り替え、トリルキー類は少ない)ある意味ではサキソフォンをダブルリード用またはシングルリード用のスリム管にした楽器であり、たまたまサリュソフォンに似ているだけ、とも言えると思います。

所感


やっぱり巨大でも本来のコントラバスサックスや、サブコントラバスサックスが欲しい人がいるんですね(^^;)持ち運びや肺活量は大変で、合奏では音も外見もかなり飛び出した感じになりそうで、実用性よりも話題性かもしれませんが。コントラファゴットとほぼ同じ音域の楽器なので改めてサキソフォン属は管の比率が太いんだなぁと、ダブルリード吹きにはなおさら思います。

そしてサリュソフォン、前述のとおり純粋なサリュソフォンというより、サキソフォンのスリム版、ダブルリード版、という印象。サックス寄りになっていますが、実際その方が使い勝手が良いという気持ちはよく分かりますが、個人的にはサリュソフォンと呼ぶにはちょっと抵抗があります(^^;)Saxrrusophone(?)、Rothphoneとかのように、別の名前にして欲しい…。

サリュソフォン、いつかは欲しいと考えています…。できればコントラバスだけでなく、それ以外のサイズも。エッペルスハイムだと色々カスタマイズできそうで面白そうですが、サックス寄りになってしまうのでサリュソフォンらしさは残したい。

・サリュソフォン
SarrusophoneSarrusophone
自分が(コントラバス)サリュソフォンをオーダーするとしたら、
・Eb管コントラバスでオクターブキーはあえて本来の手動切り替え式
・最低音は半音下げてA(ディオニソスに出てくる実音LowCが吹ける)
・リードの入手や作成が面倒だからボーカルの径と長さはコントラファゴットのリード対応のサイズに
・エンドピンを追加。コントラファゴットのスタンドに立てたい
って色々妄想に走ってしまいましたorz お金は相当かかるでしょうが、楽器マニアにはとても面白いメーカーです。



タグ:音楽 サックス サリュソフォン エッペルスハイムコメント(0)

■投稿日時:2013/07/31(水) 12:39    ■カテゴリ:MUSIC

リードの比較


ファゴットとコントラファゴットとでリードが違うのかと聞かれることがありますが、もちろん違います。コントラファゴットのリードは基本的にファゴットのものと同じ構造で、一回り大きくできています。糸球やワイヤーなど形状が同じで、親子みたいなリードです。

・オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴット、コントラファゴットのリードの比較
オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴット、コントラファゴットのリードの比較オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴット、コントラファゴットのリードの比較

コントラファゴットのリード


リードは実売価格で、ファゴット用:2400円に対しコントラファゴット用:3300円 ぐらいです。コントラ用リードを買うときは楽器を持って行けない場合がほとんどですので、リードだけで吹いてみて吹きやすいものを買います。コントラ用は根元部分の内径の大きさが製作者により誤差が大きい傾向があるようです。そのためボーカルにぴったりフィットするようにコントラ用リーマーやヤスリ(ペーパーや棒型)で削る必要がある場合があります。リードケースもコントラファゴット専用のものでないと入りません。

・ファゴットとコントラファゴットのリードケースの比較
ファゴットとコントラファゴットのリードケースの比較ファゴットとコントラファゴットのリードケースの比較コントラ用は大きいので振動が大きく、より多くの息を必要とします。楽器を持ち替える時は慣れてないうちはちょっと口が混乱します。特にファゴットに持ち替える時はリードが小さくて口がびっくりします(笑)。

コントラも年中吹いていますが実感としてファゴット用よりもコントラ用リードの方が長持ちする気がします。気候によってリードの吹きやすさが変わるので、私は「薄めで反応の良い少し軽めの音色のリード」と、「厚めで反応が少し鈍く柔らかい重厚な響きが出るリード」と「中間的なリード」をセットで持ち、その時々で吹きやすいものを使っています。ブラ1の冒頭のように低音域で何度もアタックする場合は軽めのリードでないと辛いです。

サリュソフォーンのリード


サリュソフォーンもコントラファゴットとはまた別の専用のリードを使います。
サリュソフォーンのリードサリュソフォーンのリード
コントラファゴットのリードよりも若干幅が広く、根元部分も長くなっていて最大級のダブルリードです。削り方の違いか金属管の材質のためか、コントラファゴットと比べると意外に軽く吹くことができました。

【関連】ファゴットのページコントラファゴットのページサリュソフォンのページ



タグ:音楽 コントラファゴット サリュソフォンコメント(0)

■投稿日時:2013/07/29(月) 22:12    ■カテゴリ:MUSIC

以前「レア楽器Sarrusophoneを吹いてみた!」という記事を書きましたが、とても希少な楽器をせっかく経験したのだから色々書いてみようと思います。

まず、こんな楽器です。
サリュソフォーン全体サリュソフォーン全体※現存するのはコントラバスサリュソフォーン(バリサクのオクターヴ下)がほとんど。

今回はサリュソフォーンの運指について紹介します。

この楽器の運指は一言でまとめると、

サキソフォーン(サックス)を元にさらにシンプルにした感じ

という感じです。
サックスはちょっとかじった程度しか吹いたことないですが、知っている範囲内でサックスと比べて書いていきます。

キー配置


まずキー配置は以下のようになっています。

・左手:3指(人差し指、中指、薬指)は同じですが、小指で押すテーブルキー部分はG#、C#、B(低いシ)の3つが縦に並び、サイドキーはなくなっています。
サリュソフォーン左手キーサリュソフォーン左手キー
・右手:3指と小指キーは同様、FからF#に上がるキーはなく、サイドキーはサックスの下2つ相当と、その右には開放C#からDに上がるキーがあります。
サリュソフォーン右手キーサリュソフォーン右手キー
・左手の親指:オクターヴキーが2つ(後述)と、最低音Bbのキーの合計3つのキーがあります。
・右手の親指:D・D#の時のオクターヴキー(後述)があります。
サリュソフォーン親指キー側サリュソフォーン親指キー側
つまりテーブルキーの配置が変わり、左手サイドキーがなくなり、オクターヴキーが3つある、というのが主な相違点です。
では早速運指を見ていきましょう。

サリュソフォーンの運指


■第1オクターヴ

前述の通り基本運指は概ね「サキソフォンと同じ」と言えます。左手小指のテーブルキー部分の配置が変わっている事と、最低音Bbが左手親指に来ている事だけ注意する必要があります。

・Bb(最低音)
━━━━━━━━━━
  B
x x x | x x x C
 Bb
━━━━━━━━━━

■第2オクターヴ

第2オクターヴは第1オクターヴの運指に「オクターヴキー」を足しますが、サキソフォンのように自動切換えになっていないため、吹く音によって3つのオクターヴキーを使い分けないといけません!

◆D~D#の場合
右手親指にあるキー(D Octave Key)を押します。

Dの例:
━━━━━━━━━━

x x x | x x x
     D-Oct
━━━━━━━━━━

◆E~Gの場合
左手親指の中央のキー(Low Octave Key)を押します。

Eの例:
━━━━━━━━━━

x x x | x x o
 Low-Oct
━━━━━━━━━━

◆G#~C#の場合
左手親指の上側のキー(High Octave Key)を押します。

Bbの例:
━━━━━━━━━━

x x o | o o o
High-Oct SideBb
━━━━━━━━━━

サリュソフォンを吹く上で最も苦労するのがこのオクターヴキーの使い分けに慣れることだと思います。オーボエやファゴットにも似たような切り替えがありますが(ハーフホールがあったりオクターヴ下と全然違った運指だったりもっと大変ですが^^; )、特にサキソフォン奏者が吹く場合は苦労すると思います。トリルなどでまたがる場合はどちらかのキーを押したままにする感じになりそうです(多少音程・音色は損ねますが)。

さらに上の音域はサキソフォンのように高音用のキーはなく、第3倍音を当てる吹き方のようですが、全然音が出せませんでした。

備考


基本的に替え指やトリルの運指のための機構はなく、シンプルな構造になっています。

例)
・FからF#に上がるキーがない
・G#の時に右手のキーを押してG#のキーを閉じる機構がない
・ラのキーが2つに分かれていないので、左手だけでBbが吹けない
・Bの指の時に右手のキーを押してBbに下がる機構がない
等。

他には3指のキー間隔が狭かったり、右手小指のキーアクションが深かったり、実際に楽器に触れて慣れるしかない部分もあります。

ちなみにアドルフ・サックスがサキソフォーンを発明した当初の楽器も、複数のオクターヴキーの事やら、こんな風にシンプル機構だったとどこかで見たような気がします。ある意味昔のオリジナルのサキソフォーンに近い雰囲気を味わえる楽器とも言えるんですかね?

ということで今回は運指について紹介してきました。もし幸運にもサリュソフォンを吹く機会がありましたらぜひ参考にしてみて下さいm(_ _)m

【関連】サリュソフォンのページ



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