ソプラノサックス - Soprano Saxophone
サブ楽器の1つのソプラノサックスについて書きます。
サキソフォーンとは?
サキソフォンは19世紀にベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスが開発した、金属製の木管楽器の一属です。ソプラニーノからコントラバスまで、半オクターヴずつ大小さまざまな楽器があり、クラリネット同様にシングルリードで演奏します。
木管楽器でありながら太く華やかな響きと大きな音量と幅広いダイナミクスを持ち、柔軟で自由な演奏ができる楽器です。吹奏楽では木管楽器・金管楽器の中間として融合させる役割があります。ジャズを中心にポピュラーミュージックでもソロ楽器としてとても人気があります。
クラシックでは「アルルの女」「ガイーヌ」「ボレロ」等でも取り入れられ、年々使用するケースが増えていて、ジャズのような鋭い音とは異なるソフトなサウンドが聞けます。
比較的複雑で合理的な機構設計により運指を楽にし、他の木管楽器と比べると均一で安定した倍音構造となっています。一般的にアルト・テナーが多く使われ、それにソプラノ・バリトンが次いでいます。下端でカーブしたベルが前方を向く形状を持ち、ソプラノより小さい楽器はクラリネットのようにストレートな形状である事が多いです。
ソプラノにはアルトを小型にしたようなカーブドタイプもあり、息の抵抗が強くなり音色が若干柔らかくなると言われています。譜面台にぶつかりにくく、バンドではマイクが拾いやすい等のメリットもあります。
機種
メーカー:Kaerntner(ケルントナー)
機種:KSX-86 カーブドソプラノサックス
仕様:Bb管、カーブドタイプ、HighF#付き、彫刻有り、クリアラッカー仕上げ
定価:約9万円
付属品:マウスピース、ストラップ、ハードケース、白手袋、クロス、ドライバー、ピンセット
購入経緯
安物でいいのでソプラノサックスが欲しいと思いネットオークションで探していましたが、ある時中古品が格安で出ていた(質屋とかそういう系)ので衝動買いしました。
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エントリーモデルながらベル彫刻やHighF#キー付きだったりと仕様も充実していて、心配だったコンディションも全く問題なかったので、本当にいい買い物でした。一般的にはストレートタイプの方が人気があるので、カーブドは穴場だったのかもしれません。
運指は事前にイメトレしていたのでスムーズに演奏することができました。やはりファゴットと比べると遥かに合理的で演奏に集中できます。
実物に触れてサキソフォーンの複雑なキー機構も研究してみています。ファゴットにはないような様々な合理的な仕掛けがあり感心しました。
アクセサリ
- ニクタニ ウクレレ・ヴァイオリン兼用スタンド - どこかにカーブドソプラノでも使えるという情報があって買いました。