みやだい日記 * タグ[C管ファゴッティーノ特集]の日記一覧

「みやだい」の日記

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■投稿日時:2013/11/19(火) 22:56    ■カテゴリ:MUSIC

Wolf製C管ファゴッティーノの紹介の続きです。

ベル


ファゴット・ファゴッティーノのベルの比較。

FG8plus・ベルFG8plus・ベルファゴットのベルの径を小さくして半分の長さにした形状で、独特の曲線のくびれの輪郭も同じように付けられています。ベルリングはドイツに多いプラスチックリングタイプ(対:金属リング)ですが、塗装もベルと同じ色になっていて一体成型のように見えます。内径はジャーマンベルのファゴット同様に開いていません。ロングジョイントでの説明の通り、最低音のキーはここには付いていません。

ボーカル


ファゴット・ファゴッティーノのボーカルの比較。

FG8plus・ボーカルFG8plus・ボーカル約半分の長さ、曲がり方はアルトサックスのネックのような形状になっています。ウィスパーキーの孔も空いていますが、ウィスパーキー機構がなくて開けっ放しの状態になります。(このことについては別途解説します)材質の金属断面はファゴットのものより若干厚めです。材質やメッキは不明ですが、年月が経つにつれて銀色だったものが徐々に黄色っぽく変化しました。先端の径(外径)はファゴットのものより若干細いので、ファゴットのリードだと緩いのを糸を巻いたりした方が安定した音が出ます。

過去記事


ここまで各ジョイントの説明をしてきました。
※今までの記事はタグ:C管ファゴッティーノ特集でたどれます。
次回はリードについて書く予定です!



タグ:音楽 ファゴッティーノ C管ファゴッティーノ特集コメント(0)

■投稿日時:2013/11/08(金) 23:16    ■カテゴリ:MUSIC

Wolf製C管ファゴッティーノの紹介の続きです。

ロングジョイント


ファゴット・ファゴッティーノのロングジョイントの比較です。

・親指キー側
FG8plus・ロングジョイントFG8plus・ロングジョイント
・小指キー周辺
FG8plus・ロングジョイントFG8plus・ロングジョイント
他のジョイントに比べてファゴットとの違いが大きい部分で、バロックファゴットよくに似たキー構造になっています。

親指LowD、小指LowD#はファゴットと同じですが、LowCはキーではなく指孔に変わっています。そしてベルにキーがないため、LowB(H)キーのように見えるのが実はLowBbキーの役割をしています。つまりLowB(H)はキーがないために出す事ができません。指孔も含まれつつそれぞれ連動しない独立したキーのため、親指で確実に押さないといけないので少し操作が大変です。またLowC#キーもなく、LowC#を吹くときはC孔をハーフホールにする必要があり、こちらもかなり困難です(不可能とは言いませんが、吹けないと思ったほうが良いです)。構造簡略化のために操作が難しい部分となっていますが、低音域はあまり使わないと思うので大きな問題はないでしょう。

次回はベルとボーカルを紹介します!



タグ:音楽 ファゴッティーノ C管ファゴッティーノ特集コメント(0)

■投稿日時:2013/10/31(木) 00:28    ■カテゴリ:MUSIC

Wolf製C管ファゴッティーノの紹介の続きです。

ダブルジョイント


ファゴット・ファゴッティーノのダブルジョイントの比較です。

・指孔側
FG8plus・ダブルジョイントFG8plus・ダブルジョイント
・親指キー側
FG8plus・ダブルジョイントFG8plus・ダブルジョイント
ダブルジョイントもほぼ半分サイズになっていて可愛いパーツです。

ダブルジョイントにはB(H),Aの指孔の他、ファゴットではキーを押さえるGキー・LowEキーも指孔になっています。キーは小指のFキー、G#キー、親指のBbキー、F#キーの4つのみで、リングキーと替え指キー類は全て省略されています。LowEのウィスパーキー連結(そもそもウィスパーキー機構がない)や、F-F#連結もなく、キーアクション自体もシンプルな構造となっています。

ストラップリングは付いていますが、ハンドレストが付いていないため楽器の固定がしにくいです。U時管キャップは外せませんでしたが、Fg5モデルでは金属製のU字管はなくコルクで塞いだ構造になっていたので、それと同じ構造と思われます。底が開けないので、フルートの掃除棒のようなもので水分を取ります。

運指については、BbがBbキーを使わずクロスフィンガリングでも出せたり、G運指+LowEキーでF#が出せる(E-F#トリルもできる)など、ファゴットよりもバソンやバロックファゴットに近くなっています。

次回はロングジョイントを紹介します!



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■投稿日時:2013/10/29(火) 23:16    ■カテゴリ:MUSIC

Wolf製C管ファゴッティーノの紹介の続きです。ジョイント別にファゴットと比較して紹介していきます。

テナージョイント


ファゴット・ファゴッティーノのテナージョイントの比較。
※オクターヴ高いので「テナー」という名称は微妙ですね(^^;)とりあえず左手側の管です。

・指孔側
FG8plus・テナージョイントFG8plus・テナージョイント
・親指キー側
FG8plus・テナージョイントFG8plus・テナージョイント
なんだか小さくてとってもカワイイですね!(笑)持ってみると想像以上に軽いです。管の中央部が膨らんだ独特な形状を保ちつつ約半分のスケールに縮められています。

基本となる3つの指孔はそのままで、キーはC#キーとオクターヴキーの2つだけとなり、リングキーやウィスパーキーも省略され、とてもシンプルな構造になっています。オクターヴキーはファゴットのAキー・Cキーを統合したような役割で、G~C#あたりまででオクターヴを上げる時に使えます。小さい孔に対してF#/G/G#のハーフホールも不可能ではないですが、このオクターヴキーを押すほうが簡単です(F#はちょっと高めになりますが)。この楽器は元々あまり高い音域が出せない(最高音はF~Gぐらい)ので、CキーやHighEs,Eキーがなくて困ることはありません。

3つの指孔の中は穴を削ったままの生の木という感じで、ファゴットのような黒いプラスチックや金属のチューブはありません。キーのタンポは木管楽器に多い白い皮タンポで、ファゴットにはない程小さいサイズです。C#キーは管を膨らませずAmati等のような「上げ底型」になっています。管内部はファゴット同様に黒くなっているので防水加工になっているものだと思います。

次回はダブルジョイントの紹介です!



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■投稿日時:2013/10/26(土) 18:36    ■カテゴリ:MUSIC

所有する希少楽器、Wolf社製のC管ファゴッティーノFg8plusモデルについて紹介していきます。

Fg8plusモデルについて


Wof社は古楽器、現代の楽器、新しく改善した楽器、子供用楽器など、様々な種類の木管楽器を意欲的に製作しているメーカーです。本モデルは基本的に子供用楽器のシリーズ(もちろんプロユースにも対応)の1つです。本モデルはファゴットよりオクターヴ高いC管の楽器で、全長63cmでファゴットのほぼ半分の長さ、クラリネットと同じぐらいの長さの楽器です。一部のキー機構やハンドレスト等が省略され、シンプルな作りとなっています。国内でもC管はこれを含め2本しか確認できていない、非常に希少な楽器です。

・ファゴットのテナージョイントと比較
FG8plusのテナージョイントFG8plusのテナージョイント
・クラリネットと比較
FG8plusとクラリネットFG8plusとクラリネット

キー機構について


キー機構は指で直接押さえる孔が、左右3つずつと右手親指(LowE)にあり、その他合計9個のキーが付いています。

左手のキー:オクターヴキー、C#キー、LowDキー、LowBbキー、LowD#キー
右手のキー:LowFキー、G#キー、Bbキー、F#キー
(LowD,LowBb,LowD#,LowF,G#だけの廉価版のFg8モデルもあります)

替え指キー類、ウィスパーキーが省略され、ロングジョイントはバロックファゴットそっくりな構造になっています。F-F#コネクションはなく、オクターヴキーはG~C#ぐらいまで作用します。

リードについて


ファゴットのリードでも演奏できますが、ボーカル先端の径が若干狭いため、細い糸を巻いたりしてフィットさせるとスムーズな演奏ができます。または、リードの根元の径を小さくしたり、ボーカルにフィットするサイズでリードを作ると良いです。

ジョイント構造について


ファゴットと全く同じように4つの木部管とボーカルに分かれます。ボーカルは短く、アルトサックスのような曲がり方をしていて、ウィスパーキーの穴もあいています(ただし開けっ放し)。底にあるべきU字管ですが、キャップは開かなかったのですが、知り合いの所有するFg5モデル(G管)では金属管ではなくコルクで栓をした形状だったので、おそらくそれと同じ構造と思われます。

構え方について


購入時に小型のハーネスストラップが付属していました。子供用を想定しているためか、大人にはかなり窮屈なものでした(2つの輪を分解し、ミニショルダーストラップに改造して使っています)。楽器が小さいため楽器が体のすぐ近くに来る感じになります。

(続く)



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