1人1人が活きるすっきりしたサウンドが魅力、ウィンド・アンサンブルのススメ

日時:2019/03/09(土) 11:38     カテゴリ:MUSIC

ウィンド・アンサンブルについて


吹奏楽はスクールバンドの影響か「全員参加」の編成になりがちです。吹奏楽のサウンドはとても分厚く、それは魅力の1つではあります。しかし大概同じ音を吹く人が居る事で安心して雑になり、大きな音に対抗するように大きな音で応え、自分がどんな音を出しているのかについて無頓着になりがちです。

吹奏楽でもたまには編成を減らした演奏をしてみたらどうでしょうか。参考になるのはオーケストラの「降り番」の概念で、必要最低限の人だけが乗ります。選抜とかオーディションのような殺伐としたものではなく「交代で」乗り、担当した曲に注力する考え方です。後で書きますがこれには様々なメリットがあります。

フェネル氏が提唱した「ウインド・アンサンブル」がこれに近いと思います。1パート1人を原則とし(クラリネット、その他必要に応じて複数可)の最少人数で演奏し、曲により乗り降りする方式です。

編成イメージ例


以前演奏した時の編成の例です。

Fl2~3、EbCl1、Cl9、AltCl0~1、BsCl1、Ob1~2、Bsn1~2、ASax2~3(SSax込み)、TSax1、BSax1、Trp/Cor3~6、Hr4、Trb3~4、Eu1、Tu1~2、Per必要分

※単位は「パート数」ではなく「人」で、これ以上人を重ねません。世間一般との割合比ではサックスや金管が少なめになります。

・ウィンドアンサンブルで演奏した時のコンパクトなステージ
ウィンドアンサンブルウィンドアンサンブル

ウィンド・アンサンブルの特徴


私も経験があり、全体がすっきりした理性的なサウンドが魅力的です。無理に大きな音を出さなくても1人1人が目立つので重要度が増し、意識も技術も要して緊張感はありますが、自分の音が活かされるのでやりがいがあります。無意識に力んで演奏したりサウンドが飽和状態になりやすい吹奏楽で、オーケストラのように力を抜いた上できれいな音色を追及しやすいです。アンサンブル同様に技術と意識のレベルアップにも有効です。

・ウィンドアンサンブルでのファゴット
ファゴットファゴット

終わりに


なんとなく「全員参加」になりがちな吹奏楽ですが、実際にはサウンドが過剰に分厚くなり、自分の音への意識が薄れて雑になってしまっています。これを矯正するためにも、あえてウィンド・アンサンブルでの演奏に挑戦してみませんか?





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