10月を迎えて ~ 転換期「10プ」からの大きな成長・菅井友香卒業に向けた全国ツアースタート

    動向と考察

10月になりました。10月と言えば欅坂46の「10月のプールに飛び込んだ」を思い起こさせます。

「3年前」の当時の事を思い出しつつ、その延長上にある先日スタートしたばかりの全国ツアーに想いを馳せてみます(ライブのネタバレなし)。

表題曲としての「10月のプールに飛び込んだ」

2019年9月に「9枚目シングル」として選抜発表が行われ、全員選抜が崩れて2期生が多く入った怒涛の選抜発表がありました。

・幻の9thシングル選抜発表時の考察

センターは平手友梨奈のままだがグループとして転換を図ろうとしていたシングルで、後にドキュメンタリー映画で「10月のプールに飛び込んだ」であることが判明しています。

映画では撮影現場で「平手は基本来ない」と言われるシーンがあり、その中でも2期生達が奮闘する様子が見られました。初めてのチャンスを得た2期生達はどんな想いだったのでしょう。

現在は2期生はセンターも務め中心メンバーとして活躍していまが、当時は2期生を交えた初めての選抜発表。山﨑天以外の全員が入った構図は今考えると不思議なもので、当時との状況の違いを感じさせます。

先日のW-KEYAKI FES.2022でも配信を除くライブ初披露となった「コンセントレーション」も選抜落ちメンバーで構成され、小池美波は選抜落ちに泣いていたこともあり、複雑な心境になる曲でもあります。

・欅坂46ドキュメンタリー映画

W-KEYAKI FES.2022で小池美波が「3年前」と言っていたのはおそらく本件で、メンバー達にとっても大きな出来事でしょう。転換期となった「10プ」はどこか苦い思い出と結びついているというのが本音です。

その後の波乱と成長

そんな幻の9枚目シングル期を経て、脱退・2人の卒業、改名という動乱へ突き進みます。「10プ」はグループの波乱の始まりだったといえます。

ラストライブでは森田ひかるセンターとしてパフォーマンス。初めての森田センターはしっかりしたもので、最後のノバフォ初披露でのセンターを納得させるものでした。

※SHIBUYA TSUTAYAでのパネル展示を撮影したものライブのパネル展示写真を撮影

・欅坂46ラストライブ

その後は櫻坂46としてより2期生が中心のグループへと変わっていきました。コロナ禍でうまく活動できない逆境も跳ね除け、新しいグループとしてしっかりと成長し続けています。

欅坂46で培った楽曲を表現する本質を受け継ぎ、何色にも染まれるグループとして楽曲の幅がどんどん広がりました。毎回のシングルやライブで何かしら新しい挑戦や驚きがある、そんなワクワクが止まらないグループになりました。

菅井友香の卒業を控えた全国ツアー

9/29からは全国ツアー"As you know?"が大阪公演から始まりました。自分はまだ鑑賞できていませんが、ネタバレ防止が徹底される中で大きな驚きや感動の声が聞こえてきます。今回も今まで以上に大きな飛躍を遂げているのでしょう。

今の所予想しているのは、タイトルの和訳「ご存じですか?」は「今の櫻坂46を知っているか?」という総括にとどまらない挑戦的なものになると思っています。

ツアーの最後の東京ドーム公演ではキャプテン菅井友香の卒業が待っています。

グループを立派に支えてきた菅井さん、改名発表の時のスピーチ、ラストライブで欅坂46に別れを告げる切実なスピーチは忘れられません。

そんな動乱のグループを支え続けてきた菅井さんの存在はグループには必要不可欠です。どれほどの苦労があったかと思うとそれは並大抵な事ではないし、本当にタフで強く優しい人だったと思います。

そんな菅井さんをどう送り出すのか。まだ具体的な実感は湧いていませんが、そのカウントダウンは始まっています。今回のツアーも菅井さんへの想いも重なったより気持ちが入ったものになり、表現力も増しているのでしょう。

2期生にグループの未来を安心して託せると思えたことが卒業の理由の1つとしています。初めて表に出ようとした「10プ」の時からこれほど紆余曲折があり、大きく成長して今の活躍に至るのは本当に感慨深いです。

東京ドーム公演は欅坂46の時もその時点で最高潮のライブでした。櫻坂46としても菅井友香が支えてきた7年間の大きな集大成として、過去最高のライブになることを願っています。

・欅坂46時代の東京ドーム公演

   

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Written by みやだい

欅坂46櫻坂46のファン「みやだい」のブログです。アーティスティックな表現力の高さとそこにかけるメンタリティーが好きです。全力でライブレポまとめてます。真面目マイペース平和主義、前向きでいたい。
X(旧Twitter)@miyadai_buddies



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